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ISBN 10 : 4065395712
Content Description
川端康成にその才能を認められながら、
ハンセン病によって23歳でこの世を去った作家・北條民雄。
文学史に輝く傑作『いのちの初夜』を遺した若き小説家は、
なぜ病を抱えてなお書き続けたのか。
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ぐっと近づいて北條民雄を見つめると、
「その気持ちわかるなあ!」が心から溢れてきた。
私たちはみんな弱い。
弱いままで強く生きた人の叫びがここにある。
市川沙央
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【目次】
はじめに
第一章 差別の歴史を振り返る
第二章 差別の感覚を掘り起こす
第三章 北條民雄の生涯
第四章 隔離の中の北條民雄
第五章 差別される自分に戸惑う 「いのちの初夜」を読む(その一)
第六章 光の中の毒を読む 「いのちの初夜」を読む(その二)
第七章 無限ループを走り続ける 〈社会的人間〉とは
第八章 「作家」という生存戦略 北條民雄の日記を読む(その一)
第九章 言葉と心の落差 北條民雄の日記を読む(その二)
第一〇章 麗しく迷惑な友情 北條民雄の日記を読む(その三)
終章
終わりに
【著者紹介】
荒井裕樹 : 1980年東京都生まれ。二松學舍大学文学部教授。文筆家。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。2022年、第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kawa
読了日:2025/07/26
カーンズ
読了日:2025/08/31
相米信者
読了日:2025/08/02
読書熊
読了日:2025/11/20
taco
読了日:2025/08/15
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