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ISBN 10 : 4006002130
Content Description
新約聖書のなかのイエス・キリストの言葉は、現代においてどのような意味を持っているのか。本来は同じ内容の教えであるはずのイエスの言葉が、福音書によって微妙に異なっているのはなぜなのか。イエスの言葉を、それぞれの福音書を書いた記述者の立場や時代背景にそって読み解き、現代に生きる読者にどのようなメッセージを投げかけているかを探る。古典としての新約聖書を読み解く文献批評入門の決定版。
目次 : 1 ガリラヤにて(福音書を読み解くために/ 「心の貧しい人々は、幸いである」―山上の説教(1)/ 「平和を実現する人々は、幸いである」―山上の説教(2)/ 「誓ってはならない」―山上の説教(3)/ 「悪人に手向かってはならない」―山上の説教(4) ほか)/ 2 ガリラヤからエルサレムへ(「わたしのところに来させなさい」―「子どもを祝福する」イエスの物語/ 「仕える者になりなさい」―ヤコブとヨハネの願い/ 「強盗の巣に」―神殿粛正/ 「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に」―納税問答/ 「あなたを罪に定めない」―「姦通の女」の物語 ほか)
【著者紹介】
荒井献監修 : 1930年、秋田県生まれ。56年東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学博士課程満期退学。恵泉女学園大学元学長。東京大学・恵泉女学園大学名誉教授。神学博士(ドイツ・エルランゲン大学)。73年日本学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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