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ごびらっふの独白 声にだすことばえほん

草野心平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784593560547
ISBN 10 : 4593560543
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

詩人・草野心平の生命力あふれる名詩を絵本化。カエルのごびらっふのひとり言「るてえるびるもれとりりがいく。」で始まる全編がカエル語の詩と、草野心平自身による日本語訳を声に出して楽しもう。

【著者紹介】
草野心平 : 1903年、福島県生まれ。詩人。磐城中学校、慶応普通部いずれも中退。中国に渡り、嶺南大学に学ぶが卒業直前中退。1925年帰国。雑誌「銅鑼」を主催し宮沢賢治らの紹介に努める。大正時代から詩を書き始め、蛙を題材とした作品を多数発表した。その他、富士山を題材とした「富岳百景」など多くの作品を残す。1987年、文化勲章受章。1988年没

いちかわなつこ : 1974年生まれ。千葉県出身

齋藤孝 : 1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒。明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn

    「われわれはただたわいない幸福をこそうれしいとする」とカエルに言わせる著者。地上で最も永い歴史を生き抜いてきたカエルの英知に、著者は敬意を表している。

  • anne@灯れ松明の火

    このシリーズの「初恋」を、りんどうの会で読み、一緒に群読したら喜ばれたので、次の候補として、借りた。が、これは難しい(笑) 練習を聞いていた夫が「それ、何語?」「カエル語(笑)」 最後には、本人による「日本語訳」も付いている。心平には、カエルの鳴き声がこんなふうに聞こえ、これほどメッセージ性の高い詩を生み出したのか。素晴らしいけれど、読み聞かせは難しい。いちかわなつこさんの絵もかわいらしく、温かい。齋藤孝さんの解説もいい。「るてえる びる もれとりり がいく」=「幸福といふものはたわいなくつていいものだ」

  • ume 改め saryo

    うそー!! 蛙語!? 不思議な翻訳?絵本(笑)(^^)長閑なイラストに魅かれて、手にとっては見たものの、解説読むまで(^^;  面白い発想!!(^^)

  • hamham

    『ぐうら しありるだ けんた るてえる とれかんだ。いい げるせいた。 でるけ ぷりむ かににん りんり。おりぢぐらん う ぐうて たんたけえる。びる さりを とうかんてりを。 いい びりやん げるせえた。ばらあら ばあら。《われわれはただたわいない幸福をこそうれしいとする。 ああ虹が。俺の孤独に虹がみえる。 おれの単簡な脳の組織は。 言はば即ち天である。 美しい虹だ。 ばらあら ばあら》』 北村薫「スキップ」から連鎖読書。音色多彩な蛙語。YouTubeなどで蛙の鳴き声を聞きながら読むといい感じだ。

  • Maiラピ

    え?草野心平の絵本?と気になって手に取りました。昔とてもお気に入りの詩でした。詩の内容は難し過ぎるので、娘に『カエルさん、どんなお話してると思う?』と尋ねると最初のページはカエル語では“るてえる びる もれとりり がいく。” 娘の訳は『夜に足の長いカエルさんがお出かけします。びよ〜〜〜ん』ほんとは「幸福というものはたわいなくつていいものだ。」アハハ^^楽しい時間でした。

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