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Books

貸本屋七本三八の譚めぐり アルファポリス文庫

茶柱まちこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434320279
ISBN 10 : 4434320270
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

「本」に特別な力が宿っており、使い方次第では毒にも薬にもなる世界。貸本屋「七本屋」の店主、七本三八は、そんな書物をこよなく愛する無類の本好きであった。そして、本好きであるがゆえに、本の力を十全に発揮することができる。彼はその力を使って、悩みを持つ者たちの相談に乗ることもあった。ただし、どういった結末にするかは、相談者自身が決めなければならない―本に魅入られた人々が織りなす幻想ミステリー、ここに開幕!

【著者紹介】
茶柱まちこ : 新潟県出身。学生時代から趣味で書いていた「七本譚めぐり」にて、第4回アルファポリスキャラ文芸大賞の奨励賞を受賞。改題、改稿を経て、書籍化デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タイトルに惹かれたけど面白かった。 本が力を持つ世界。であれば「実用書」の方が需要があるのは当り前。「譚本(小説)」は追いやられている。 そんな中「譚本」が引き起こす怪異を解決していくのですが、やっぱり人間が一番怖い(⁠^⁠〜⁠^⁠;⁠)⁠ゞ 続きが出たら読みたい。

  • キナコ

    明治時代をベースとした、まったく異なる日本が舞台のファンタジーライトノベル。本が力を持つ世界。技術や知識も本で解決。ただし、おとぎ話や純文学は禁止されている。設定は面白い。人の思いを本へと移すのも格好いいかな。怪異やミステリー要素は弱め。主人公の設定的にもシリーズ化しそう。

  • 長峰

    時代背景は大正をイメージさせるが漢字を変えることでまるで別の世界のような雰囲気を出す藤京で、貸本屋を営む店主三八。そこに世間知らずな青年が訪れたことで始まる本にまつわるお話。この世界では「本」自体に特別な力があり、それにまつわるお話が入ってる。予想外で面白くて驚いた。特に世間知らずの青年が某鬼狩ります黄色の少年みたく叫ぶシーンが笑えた。店主の三八も一癖も二癖もある人物だからさらに面白かった。

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