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言の葉 1 茨木のり子集

茨木のり子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480427519
ISBN 10 : 4480427511
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

しなやかに、そして凛と生きた詩人の歩みのあとを、年代別の詩とエッセイなどで編む1950〜60年代自選作品集。

目次 : 詩集 対話より(魂/ 根府川の海 ほか)/ 詩集 見えない配達夫より(見えない配達夫/ 敵について ほか)/ 詩集 鏡魂歌より(花の名/ 女の子のマーチ ほか)/ エッセイ(はたちが敗戦/ 第一詩集を出した頃 ほか)/ ラジオドラマ・童話など(ラジオドラマ 埴輪/ 童話 貝の子プチキュー ほか)

【著者紹介】
茨木のり子 : 1926‐2006。大阪に生まれる。詩人。1953年、詩学研究会に投稿していた川崎洋と詩誌「櫂」を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yumiha

    1950年〜60年代の詩だけでなく、エッセイも戯曲も童話もある作品集。「年老いても咲きたての薔薇 柔らかく 外へむかってひらかれるのこそ難しい」(詩「汲む」)にドキッとした。若いときには見過ごした一節。「震える弱いアンテナ」こそ今後目指すべきものかも(‥かなり鈍感で大雑把な私)。また、これまでミミコの詩を書いた人という印象だった「山之口獏」を紹介された評論?にも心惹かれた。詩一編を書くために2〜300枚もの原稿用紙を費やすほどの推敲の鬼だった‥それだけ言葉にこだわる熱意や、魅力的な人間性を教えてもらった。

  • りえこ

    茨木のり子さんの詩が好きで、たくさん読みたいと思い買いました。素敵でした。

  • kana

    茨木さんの詩は戦争の傷を負いながらも、はっとするほど現代的で1人の女子として共感できるものばかり。彼女の凛とした言葉の響きに才能の瞬きを感じる。まだ途中だけど。時間かかりそうなのでここまでの感想でした。〈わたしが一番きれいだったとき/わたしはとてもふしあわせ/わたしはとてもとんちんかん/わたしはめっぽうさびしかった/だから決めた できれば長生きすることに/年とってから凄く美しい絵を描いた/フランスのルオー爺さんのように/ね〉

  • Book Lover Mr.Garakuta

    感想は、他の人の記事に任せるが。個人的に芯の通った女性ならではの堂々とした威厳と様々な出来事に対する自信の主張など凄いものを感じた。厳しくもあり哀しくもあり、ほんわかするエッセイ集や戯曲など様々な観点から観ても面白くもあり楽しくもあった。JR立花駅直の立花商店街の小林書店さんで、購入。

  • 門哉 彗遙

    正直、茨木のり子さんの詩は大半がよく分からない。でも、分かる詩はとっても好きだ。彼女の生き方が伝わってくる。この本の最後の「山之内漠」さんについてが、一番面白かった。貧乏詩人の漠さん。よく落語家さんが「うちは貧乏ですけど貧困ではありません」という言葉が脳裏に蘇った。まさにそんな感じ。それにそんな人に嫁いだ人も偉い。「貧乏はしましたけれど、わたくしたちの生活にすさんだものはありませんでした。ともかく詩がありましたから・・・・・・」だって。素敵すぎる!

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