Books

中国人民解放軍 Php新書

茅原郁生

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569841311
ISBN 10 : 4569841317
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2049年までに「世界の最前列に立つ強大国建設」をめざす中国は、猛烈な勢いで軍拡を進めている。習近平が権力掌握後、反腐敗闘争で軍の実力者を粛清し、一気に軍事改革を進めた結果、海軍、空軍、宇宙軍、核戦力の増強から情報戦の強化まで、人民解放軍の姿は大きく変貌している。しかし元来、解放軍は「国軍」というより中国共産党の「党軍」としての性格を持ち、特殊な経緯を辿り発展してきた。その歩みを知らずに、実像を知ることは困難である。本書は、歴史から最新の習近平軍事改革の実像までを詳報し、解放軍の脅威と弱点をすべて描き出す決定版。

目次 : なぜ今、中国は軍事力強化を進めるのか―覇権国家への野望と罠/ 人民解放軍の誕生―建軍の経緯と特殊事情/ 対外戦争と治安維持―朝鮮戦争、中印戦争、中ソ紛争、中越戦争、文革/ 〓小平らの国防近代化への挑戦―習近平以前の軍事改革とその成果/ 新たな改革の方向性を示す布石―習近平による軍事戦略の刷新/ 「新安全保障観」と「権力集中」―習軍事改革の下準備/ 反腐敗闘争の深謀遠慮―軍内反発を抑える強行突破策/ 一気に断行された「三段階の組織改編」―外科手術的な軍事改革/ 「経済新常態」下の国防費と三〇万人兵力削減―近代化への軛/ 新時代のソフト戦力―統合運用力と情報戦・「三戦」の謀略工作/ 海軍力強化と海洋進出―一帯一路戦略と空母四隻体制への意思/ 空軍の航天軍化と宇宙の戦力化―急ピッチの拡大で高まる脅威/ 覇権追求のための核戦略強化―「最小即抑止」から「威圧」へ/ 「力を信奉する国家」の脅威と限界―わが国の対応

【著者紹介】
茅原郁生 : 1938年生まれ。1962年防衛大学校卒業(6期陸)後、陸上自衛隊幹部任官。連隊長(大阪隊区担当)、第7師団司令部幕僚長等を経て、1994年防衛研究所で文官研究職に転官(元将補)、同アジア研究室長、国際地域研究部長を歴任。この間、外務省(アジア局中国課)出向、英ロンドン大学客員研究員など。1999年に退官し、拓殖大学国際学部教授に就任(専攻は中国政治・軍事、アジアの安全保障問題)、2009年定年退職。現在同大学名誉教授。著書に『中国軍事大国の原点』(蒼蒼社、第24回アジア・太平洋賞特別賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
中国の人民解放軍の著作が多い著者による最...

投稿日:2021/06/12 (土)

中国の人民解放軍の著作が多い著者による最新刊で、近年の中国軍についてよくまとまっていると思います。中国軍関連の書籍は近代化が著しいので数年で情報が古くなってしまい、ついていくのに大変でしょうが出版し続けてほしいですね。

一郎 さん | 千葉県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • adustim

    ☆★

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items