Books

後漢書 列伝 四 早稲田文庫

范曄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784657250087
ISBN 10 : 4657250086
Format
Books
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大好評「後漢書」シリーズ第8巻は「列伝」の4巻目。後漢初〜中期の安定を支えた臣下たちの伝記を収録する。まずは袁安。霊帝(後漢末期の第12代皇帝)死後の宮廷を牛耳る董卓と対立し諸侯同盟の盟主として活躍した袁紹の祖先にあたる。「孟氏易」を家学とし、「四世三公」(最高位にある3つの官職の経験者を4代にわたり輩出したこと)とうたわれた名門「汝南袁氏」の基礎を築く。さらには王充。当時広く信仰されていた陰陽五行説や儒教による讖緯思想を非合理として否定し、天を主宰神ではなく物体であると主張した。そして班超。歴史家の家系に生まれながら武功を求めて西域へ赴き、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」と、匈奴と対峙。ついには50余国を平定し、後漢に最大版図をもたらす。自身の志を貫いたからこそ成しえた偉業の数々。

【収録人物】
第五倫、鍾離意、宋均、寒朗、東海恭王劉彊、沛献王劉輔、楚王劉英、済南安王劉康、東平憲王劉蒼、阜陵質王劉延、広陵思王劉荊、臨淮懐公劉衡、中山簡王劉焉、琅邪孝王劉京、朱暉、楽恢、何敞、ケ彪、張禹、徐防、張敏、胡広、張?、韓?、周栄、郭躬、陳寵、梁?、楊終、李法、??、応奉、霍?、爰延、徐?、王符、仲長統、千乗哀王劉建、陳敬王劉羨、彭城靖王劉恭、楽成靖王劉党、下?恵王劉衍、梁節王劉暢、淮陽頃王劉モ、済陰悼王劉長ほか。

【著者紹介】
茫曄 : 398〜445年。劉宋の政治家・歴史家・文学者。後漢滅亡の約200年後に、諸家の資料を参考にし、『後漢書』を著す

李賢 : 655〜684年。唐の政治家・歴史家。高宗と則天武后の第2子(章懐太子)。幼いころより学才にめぐまれ、『後漢書』の注を完成させる

渡邉義浩監修 : 1962年、東京都生まれ。文学博士。早稲田大学文学学術院教授。専攻は「古典中国」学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アル

    特に後半、列伝に記載された人物の著作からの引用が多い印象。 「郭陳列伝第三十六」では法務官僚を扱っているが、法律を公平に運用することで人々を助けたとして評価されている。 その他では「光武十王列伝」「孝明八王列伝」が印象的。 どちらの諸王も人格者と見なされる重鎮あり、驕って処罰されるものあり、黄巾の乱やその後の戦乱で国を失いもの、後漢の魏への禅譲まで国をつなぐもの、とさまざま。 廃太子として理想的に描かれる劉彊、三十四歳で亡くなっているのは記録されいなくとも心労があったか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items