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後漢書 列伝 二 早稲田文庫

范曄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784657240118
ISBN 10 : 4657240110
Format
Books
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大好評「後漢書」シリーズ第6巻は、臣下の伝記を収めた「列伝」の2巻目。初代皇帝の光武帝から、2代・明帝、3代・章帝、4代・和帝までに仕えた、後漢初期の能臣たちの伝記を収める。
たとえば馬援。62歳のとき、武陵五溪蛮討伐の出陣を願い出て光武帝に制止されるも、それを振り切り馬に飛び乗る。その姿を見た光武帝が笑って曰く、「矍鑠(かくしゃく)としているな、この翁は」。元気な老人を形容する「矍鑠」の典拠になったという。さらには竇憲。和帝即位の翌年、南匈奴を率いて北匈奴を破ると、北匈奴が西進。その後裔が、やがてヨーロッパを脅かすフン族になったとされる。
中国大陸を縦横無尽に、壮大なスケールで活躍する英傑たちの物語。

【収録人物】
任光、李忠、万脩、??、劉植、耿純、朱祐、景丹、王梁、杜茂、馬成、劉隆、傅俊、堅鐔、馬武、竇融、馬援、卓茂、魯恭、魏覇、劉寛、伏湛、侯覇、宋弘、蔡茂、馮勤、趙憙、牟融、韋彪、宣秉、張湛、王丹、王良、杜林、郭丹、呉良、承宮、鄭均、趙典、桓譚、馮衍、申屠剛、鮑永、?ツ、蘇竟、楊厚、郎、襄楷ほか。

【著者紹介】
范曄 : 398〜445年。劉宋の政治家・歴史家・文学者。後漢滅亡の約200年後に、諸家の資料を参考にし、『後漢書』を著す

李賢 : 655〜684年。唐の政治家・歴史家。高宗と則天武后の第2子(章懐太子)。幼いころより学才にめぐまれ、『後漢書』の注を完成させる

渡邉義浩監修 : 1962年、東京都生まれ。文学博士。早稲田大学文学学術院教授。専攻は「古典中国」学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アル

    光武帝に帰順して活躍した功臣とその子孫から、徳行や学識で知られた人物、排斥された学識者から図讖や天文、易占に通じた人物の伝まで、各列伝ごとに幅広く登場してくる。 時代的にも前漢末期の朝廷にいた人物から、後漢末の三国志の時代にかかる人物まで、分厚さに見合った幅広さ。 代々評価の高い子孫に恵まれた家もあれば、慎み深さで知られた功臣の子が驕り高ぶって処罰されたり、いろいろと感慨深い。

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