Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 九曜紋

  読了日：2024/03/29

  歴史学者、しかもアカデミアの世界で大御所と呼ばれる存在が書いた歴史書ほどつまらないものは無い。彼らはほぼ例外なくマルクス主義的階級闘争史観に捕われ、世界史を多面的に把握できない。またそこから派生して、日本の歴史についても大日本帝国悪玉論から導かれる自虐史観を披瀝してやまない。本書の共著者は両名とも予備校講師であり、アカデミアとは無縁の異色の存在。それでいて学識は深く、古代から現代に至る世界史の大きな流れとその背景を的確に理解し、また並行して日本が辿ってきた道を説明してみせる。なかなかに読み応えのある一冊。

• 古本虫がさまよう

  読了日：2024/04/17

  日本の教科書では「通説」というか「プラス」だとみなされがちな「ニューディール政策が世界恐慌を克服した」という嘘や「アイヌ先住民決議」の過ちなども俎上にのせられている。いわゆる「鎖国」も、要は「徳川日本は世界有数の重武装中立国家だった」ということにもなるとのこと。同感なり。 豊臣秀吉がキリシタン大名の背後にいるスペイン・ポルトガルの策謀を見抜き「バテレン追放令」を発したことも評価されている

• dai267712

  読了日：2024/04/08

  大変濃密な内容で参考になった。知らない事もたくさんあったし、世界史を俯瞰する事の重要性を再認識できる素晴らしい一冊だと思います。

• たか

  読了日：2024/03/20

  日本史や世界史を年代別に並列に俯瞰することで、ある地域の歴史の一コマの理解が変わる そんなタメになる一冊でした

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