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日本人が知らない!「文明の衝突」が生み出す世界史

茂木誠

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828426921
ISBN 10 : 4828426922
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界は各地域で多くの対立状況が常態化する時代に突入した。
本書では、古代から現代までを俯瞰し、各地域・文明の対立の歴史を描き出す。
何度も繰り返された文明の対立は、何が原因で生じ、激化し、どう決着を見たか。
歴史上のファクト、エピソードを紐解き、根本に迫る。

【著者紹介】
茂木誠 : ノンフィクション作家、予備校講師、歴史系YouTuber。駿台予備学校、ZEN Study(旧N予備校)で世界史担当。YouTubeもぎせかチャンネルは登録者20万人

宇山卓栄 : 1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、雑誌、ネットなど各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ta_chanko

    中華・インド・イラン・トルコ・アラブ・西欧・東欧、そして日本などの文明は長い歴史の中で培われてきたもの。グローバル化がすすむ現代においても、その差異はそう簡単に乗り越えられるものではない。現在もウクライナやガザで戦争が続いているだけでなく、世界各地で紛争が絶えない。その主な要因は文明の衝突。宗教・宗派・民族・言語・生活習慣・家族構造などの違いが、乗り越えられない壁となっている。

  • tomo

    ☆☆☆☆☆ なんでイランはイスラム教社会で少数のシーア派なのか。偉大だけどイスラム帝国に滅ぼされた、ササン朝ペルシャの血を引くイマーム(指導者)を推戴するシーア派を選んだという話しに納得。もともと浅黒い肌のセム系アラブ人を下に見ていたインド・ヨーロッパ語族系のイラン人が、イスラム帝国に滅ぼされたササン朝ペルシャをずっと引きずっている…民族の歴史は難しい。 対談:つまり会話でこれだけの話しができるって、凄まじい知識量だ。

  • 九曜紋

    フランシス・フクヤマは東西冷戦の終結をもって「歴史の終わり」を著したが、その歴史観は必ずしも妥当せず、サミュエル・ハンティントンの「文明の衝突」史観に取って代わられていく。今の世界情勢はまさに文明の衝突そのものだ。本書は予備校講師の二人が対談形式で進めていくが、その知識量、見識に驚く。世界史は単に時系列に事件を追っていくのではなく、地理、言語、宗教、民族など複合要因を総合的かつ俯瞰的に学ぶ必要性を痛感する。ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」を含め、言及されている書籍は既読だが、折を見て再読したい。

  • しろくまZ

    「はじめに」にも書いてあったが、ハンチントンの「文明の衝突」が元ネタの一つ。文明の衝突という切り口で、世界史を見直してくれる。著者二人とも予備校講師の経験があるせいか、説明が分かりやすい。内容も高校から大学教養レベルなので、世界史の知識を整理するのにも丁度良い。個人的には、第4章で述べられたウクライナの歴史が興味深かった。

  • TheWho

    異色の世界史予備校講師両氏のYoutube番組にて解説されていた両氏の著作で、ハンチントンが提唱した世界九大文明の「文明の衝突」が世界史を醸し現代の国際情勢を読み解く対談集。特にハンチントンが云う中華文明とも西欧文明らの他の八大文明と異なる日本文明の独自性を言及しながらも現代の日本の有様を憂いている愛国者としての一面も伺える。また中華文明と日本文明、キリスト教文明とイスラム教文明、西欧文明と東欧文明等との対立の歴史構造が現在進行形のウクライナ紛争やガザ紛争等を鋭く洞察している興味深い一冊です。

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