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親切なおばけ

若竹七海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334902827
ISBN 10 : 4334902820
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ひとのためにがんばる、優しくて、親切なおばけになってみたらどうかしら」ひとりぼっちのノノコちゃんを残して、おじいさんが死んじゃった。でも、大人たちはお葬式で大騒ぎ。あたしが、おじいさんとの約束をかなえるわ。親子で読みたい、悲しみを乗り越える女の子の小さくて壮大なアドベンチャー。

【著者紹介】
若竹七海 : 1963年、東京都生まれ。1991年、連作短編集『ぼくのミステリな日常』(東京創元社)でデビュー。以降、ミステリーを中心に多彩な作品を次々に発表する。2013年、「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞を受賞したほか、数々のミステリーランキング上位を賑わせ続けている

杉田比呂美 : 東京都生まれ。若竹七海作品をはじめ、多くの小説のカバーイラスト、挿絵を手掛けている。絵本作家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aquamarine

    15年ぶりの新装版絵本。家がボロ家でお化け屋敷みたいだから、という理由でおともだちがいないひとりぼっちのノノコちゃん。いそがしいおとうさんやおかあさんのかわりにそれに気づいてくれたおじいさんは亡くなってしまい…。最後のおじいさんとの約束を守るため、ノノコちゃんは奮闘します。切ないお話はすっかり若竹ワールドへ。若竹作品ではおなじみの杉田比呂美さんのイラストにページをめくるたび目を奪われます。何度か読み返すと気付く小さな心遣いも嬉しい。児童書らしい優しいお別れの物語。たまにはこんな若竹ワールドもいいですね。

  • ぶんこ

    あっという間に読み終えてしまう短い絵本。絵も可愛いし、亡くなったおじいさんとノノコちゃんのお互いを思いやりつつ、ほんの少し食い違っていくのが良いのか悪いのか。結果オーライと思えば良いのでしょうか。周囲の人にお化け屋敷と言われていたボロボロの家に住むノノコちゃん。近所の子から「お化け屋敷のお化け」と言われて仲間外れ。そのお化け屋敷がおじいさんのお葬式の日に崩れてしまい・・・。おじいさんは、この結果を望んでいたのですかとお聞きしたい。

  • タカギ

    大好きな若竹七海×杉田比呂美の強力タッグによる絵本。不思議な話で、教育的なものでは全くない。林の中の古い一軒家に住むノノコは、お化け屋敷に住むおばけと言われて、子どもたちの仲間に入れてもらえない。ノノコの寂しさを唯一知っていたおじいさんは「親切なおばけになってみたらどうかしら」と言い残して死んでしまう。おじいさんの言葉を実践してノノコが巻き起こす大混乱。見方によってはノノコはあるものと引き換えに欲しいものを手に入れたようにも思われるけど、子どもには難しく考えずにドタバタを楽しんでほしいと思う。

  • shiho♪

    図書館本。児童書だと思ったけど、馴染みの図書館は一般書扱いでした。漢字のルビがないから小学生には難しいと判断したのかな❓️ 若竹さんはお初の作家さんです。ドリフのドタバタ劇を彷彿するお話。最後はハッピーエンドで良かったのだけど、おじいちゃんが亡くなったお葬式でのドタバタ劇はちょっと笑えないなぁと個人的な感想です。

  • みさどん

    話の筋が散らかった印象。表紙の女の子が、不慮の死を迎えお化けとなって奮闘するというものかと思ったら、亡くなったおじいちゃんのお葬式で優しさゆえに騒ぎを起こすという話。彼女の年齢くらいなら亡くなることの重みはわかるはず。騒動も家のきしみもおじいちゃんとの交流も半端だった。残念。

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