Books

御子柴くんの甘味と捜査 中公文庫

若竹七海

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122059603
ISBN 10 : 4122059607
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan

Content Description

長野県警から警視庁捜査共助課へ出向した御子柴刑事。甘党の上司や同僚からなにかしらスイーツを要求されるが、日々起こる事件は、ビターなものばかり。上田市の山中で不審死体が発見されると身元を探り(「哀愁のくるみ餅事件」)、軽井沢の教会で逃亡犯を待ち受ける(「不審なプリン事件」)。『プレゼント』に登場した御子柴くんが主役の、文庫オリジナル短篇集。

【著者紹介】
若竹七海 : 1963年東京都生まれ。立教大学文学部史学科卒。91年『ぼくのミステリな日常』でデビュー。2013年「暗い越流」で第66回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
若竹七海ファンで甘味好きにはたまらないシ...

投稿日:2021/04/09 (金)

若竹七海ファンで甘味好きにはたまらないシリーズ!若竹さんの本はキャラも楽しいし軽妙なんだけどその実重いものも多いなかこれは気軽に読めるし相変わらずキャラが良い!他の作品と共通のキャラも多くてそれもファンには嬉しい!

きのこ さん | 長野県 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 紅はこべ

    『プレゼント』読んだ筈なんだけど、小林警部補すっかり忘れていた。作者の方も登場人物忘れているってあることなんですね。葉村晶に言わせれば、御子柴くんの災難なんて、災難のうちに入らないだろう。出てくるのは全部実在のお菓子?困ったちゃん上司に思えた玉森さん、意外と警察官としてはまともで、結構好きになった。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    葉村晶シリーズのスピンオフ。連作短編集。まあ確かに甘味と捜査って感じです。でも本当の主人公は小林警部補?。

  • やっさん

    ★★☆ コメディタッチのミステリ。事件解決の描写よりも、主人公同士のファニーなやり取りに重点を置いているように感じた。失礼だが、全体的に読みづらく、謎解きの根拠にも疑問が多く残る。

  • ゆのん

    葉村晶シリーズ1作目「プレゼント」に登場した御子柴君の短編。山岳救助隊に憧れていたが膝の怪我の為刑事となった御子柴君。長野県警では小林警部補の元で捜査していたが本書では東京警視庁に出向となる。長野のご当地スイーツが沢山出てきてぜひお取り寄せしたいと思うものもあった。なんだかんだと上司からの理不尽なお願いに対応しながらも事件解決に奮闘する姿は微笑ましい。「謀略のあめせんべい事件」では御子柴君の成長がみられて良かった。そして「あとがき」は爆笑してしまった。もっと御子柴君の活躍を読みたい。

  • 依空

    5編を収録した短編集。『プレゼント』に登場していた御子柴くんが主人公。東京と長野の警察、そのどちらにもいいように使われてる彼が、笑えるやら気の毒やら。正直なところ、ちょこちょこ登場する甘味やスウィーツが美味しそうで気になってしまい、事件の印象は薄いです。しかも少ししか登場しないにも拘わらず、御子柴くんに吹っかけられた無理難題を取り除いてあげ、更には最後の最後に事件の真相を突き止める小林警部補の存在感の大きいことよ… 後味の悪さは若竹さんらしいですが、これはまだ軽めだったのもあり、読みやすかったです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items