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幕末暗号解読記 国周の風刺画「善悪鬼人鏡」が明らかにする「江戸の情報知」

若林悠

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794974808
ISBN 10 : 4794974809
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

この浮世絵、よく見るとちょっとヘン!?
幕末の人気浮世絵師・豊原国周[とよはら・くにちか]。彼が密かに仕組んだ「秘密」[コンフィデンシャル]とは。
浮世絵「善悪鬼人鏡」44セット・フルカラーにて掲載!

戊辰戦争の真っ最中に、江戸の人気浮世絵師・豊原国周によって密かに描かれた風刺画
シリーズ。そこに込められた「暗号」の解読(=コードブレイク)を通し、現代人がほ
とんど知らない江戸時代の庶民の情報力と両軍への評価を浮き彫りにする。
丹念かつアイディアに溢れた探究により明らかになる、新たなる「幕末の常識」とは。

監修・解説、中村彰彦氏
「歴史はよく「勝者の歴史でしかない」といわれ、ある時代の
庶民たちの感覚を書き留めた史料は非常に少ない。本書は「善
悪鬼人鏡」を読み解くことによって当時の江戸っ子たちの感覚
をあきらかにした労作である」(「解説」より)

【著者紹介】
若林悠 : 同志社大学文学部卒。関西在住。風刺画収集・研究家

中村彰彦 : 1949年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒。91年に作家として独立。史実至上主義を貫く歴史小説の第一人者。87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞、93年に『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年に『二つの山河』で第111回直木賞、2005年に『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tomonori Yonezawa

    地元Lib▼2025年の本▼全250頁、幕末史概略、浮世絵の風刺画「善悪鬼人鏡」シリーズを解説した本。▼最初の概略が超ダルいので大体分かってるよな人はいきなり本編の方へ行こう。▼最初、地元の人物が題材になった人だけを読んで終わりにしようと思ったのだが、存外に面白く全部読んでしまった。よく出来てるなぁと思う反面。ホントにそんな意味なんか?と解説されても腑に落ちないものもあった。▼それはそれとして(解説通りなら)当時の庶民の理解力は凄いというが、当時それが当たり前だったんだと思う。万葉仮名と似たようなもん。

  • takao

    ふむ

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