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探していたのは どこにでもある 小さな 一つの言葉だった

若松英輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750518572
ISBN 10 : 4750518573
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【日本経済新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化】

〈お金では買えない「人生の富」はどこにある?〉
NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家が、「手放す」「信じる」「応答する」「聞く」「読む」「書く」などの小さな言葉から、深く生きるためのヒントを照らすエッセイ集。

【著者紹介】
若松英輔 : 1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第十四回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第二回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第三十三回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第十六回角川財団学芸賞、2019年に第十六回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 明るい表通りで🎶

    大切な言葉は自分のなかから湧き上がる。それとの邂逅(かいこう)をじっと待つことができるか。言葉との出会いの秘訣はここにある。

  • スズコ(梵我一如、一なる生命)

    丁寧で静かに、そして誠実に語られる言葉たちで、確かにどこにでもある言葉ではあれど、こんなに深く広く心に響くものを持っていたとは。生粋のキリスト者であるそうですが、仏教的観点も持っておられるようで、あはれ感に親しみを感じた。他の本も読んでみたい。

  • no.ma

    若松さんの言葉と本から引用された一節がシンクロして、一篇一篇が心に響きます。生きることに疲れた人間を深い場所で癒やす言葉、若松さんの読書は、そうしたものとの出会いだけを求めているといいます。状況を変えるのは、いつ訪れるか分からない幸運よりも、たった一つの言葉だともいいます。この本に出会えなかったら知ることはなかった言葉の数々に、私は癒され救われました。そして、言葉に朽ちることのない「いのち」を与えるのは、書くという営みだということも教えてもらいました。

  • かめりあうさぎ

    初読み作者様。読書に関するエッセイ。凄く良かった。冊数よりも、深く本と出会っていくことをしていきたいなって思いました。

  • ちゃかねこ

    若松英輔さんは言葉というものを本当に慈しみながら、大切に紡いで書き記していくひとだと思う。そんな氏は多くの書物に精通していて、自身の語りたいことや伝えたいことを、それらの書物の中から取り出して示してくれたり、ふくらませて深みの増した言葉に置き換えてくれたりする。随所で立ち止まって、氏の意味するところを反芻しながらの読書体験が常であるが、本書では「『かなしみ』とは自分が何かを愛した証しである。それゆえに『愛しみ』と書いても『かなしみ』と読む」という文章が2ヶ所に記されていたこともあり特に心に響いた。

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