Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• みやこ

  読了日：2019/10/16

  彼が作家「月島春日喜」ではなくただの「義父」だったなら。雪刀は早々に春日喜を見限ったのだろうか？と、ふと思ってしまった。自分を犠牲にしてまでこの男を支える必要がどこにある？と思えるのは、外側から見ている他人だからかな。後藤との出逢いは雪刀にとっての転機。自らの意志で彼の元に駆け込んだのは、雪刀自身が義父との関係に限界を覚えていたから。後藤にとっても囚われた過去から踏み出すことのできる転機となったはず。3年後の雪刀がとてもイイ男に育っていて嬉しくなる。描き下ろしを読んで納得。こんな日常を送れたら幸せだよね。

• きょん

  読了日：2019/09/09

  過去持ちタクシードライバー×病んでる義父に支配される歪んだファザコン大学生。八方塞がりの受の状況にハラハラしたけど、ストーカーや権力者やヤバいネットワークの執着はどうやって解決したんだろう。その辺りの不安が残ってしまって攻めとの恋愛にのめり込めなかった。

• そらねこ

  読了日：2019/09/14

  小説家の義父による執着と狂気。巻き込まれる子供の無力と諦め、そして思慕。その中に含まれる淫靡さ。 BLが面白いのはこうした人間のどうしようもない部分をさらけ出して尚、愛情も感じるからだと思う。 義父の退場は唐突でちょっと残念。漫画の1巻では収まりきらぬ重さだったかな。芽吹きさんが描きたいってのは分かるんだけど惜しいなぁ。

• しましまこ

  読了日：2019/08/26

  美しい表紙。訳ありタクシードライバー×有名作家の義父に囚われた大学生。暗い重い苦しいと思いながら読んだら、あとがきに「かなりまろやかになりました」って…甘々ショートで復活。

• フキノトウ

  読了日：2021/04/22

  寡黙ドライバー後藤×義父と訳ありの大学生雪刀。裏表紙の振り返る後藤がかっこよすぎる！壊れかけの義父とのドロドロもう少し読みたかったかも。

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