Product Details
ISBN 10 : 4569812031
Content Description
数学における「無限と有限」の話題を縦横に熱く論じていく。素数が無限個存在することを示すユークリッドの論法の話、無限の解をもつ整数の1次不定方程式、オイラーの36人士官の問題から派生したラテン方陣の完全直交系の未解決問題。微分積分学の基礎となるε‐δ論法、カントールの対角線論法、循環論法を回避する円の面積公式の証明、無限次置換群における奇妙な定理など。高校数学を予備知識に読める楽しい読み物。
目次 : 第1章 整数における無限と有限(素数と双子素数/ ピタゴラスの数 ほか)/ 第2章 離散数学における無限と有限(正多面体とグラフ/ あみだくじから導入する置換群 ほか)/ 第3章 解析基礎における無限と有限(個数としての無限と状態の変化としての無限/ 有理数の集合と実数の集合 ほか)/ 第4章 無限次置換群の世界(置換群の基礎的事項/ 無限次4重可移置換群の奇妙な定理)
【著者紹介】
芳沢光雄 : 1953年東京生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)を経て、桜美林大学リベラルアーツ学群教授(同志社大学理工学部数理システム学科講師)。理学博士。専門は数学・数学教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

