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伝わる!数学的会話術のすすめ 誤解を招かない聞き方、伝え方

芳沢光雄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062811910
ISBN 10 : 406281191X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2008
Japan

Content Description

相手にはこんなことを伝えたいのに、間違って伝わってしまう。聞きたいこととはまったく違う答えが返ってくる…私たちの日常会話は、言いまちがいや聞きまちがいが多発している。そのようなコミュニケーション力の低下は、実は“数学力”と関係があると著者は指摘する。本書では、数学者ならではの視点から、正確に物事をとらえ、伝えるために知っておくべきポイントをやさしく解説。数学が苦手な人も気軽に読めて納得!数式を一切使わない、今までになかった会話術の秘策。

目次 : 第1章 日常にひそむ「誤解のわけ」の数々(「どっち?」には2種類ある/ 「同じ」とはどこまで同じなのか ほか)/ 第2章 「説明力」とはいったいどんなものか?(伝えたい相手の「理解度」をつかめ/ 「勝手な思い込み」は話を聞くときの邪魔になる ほか)/ 第3章 他人と自分の感覚が異なる「要注意表現」(微妙な「加減」を伝えるときはなるべく数値化せよ/ 単位の省略は事故のもと ほか)/ 第4章 数学問題で見てくるコミュニケーション力の課題(想定されうるケースを「見直す」ことが大切―重さの違うオモリを見つける問題/ 不公平感をなくす「みんなを納得させる」技術―ようかんを公平に分ける問題 ほか)

【著者紹介】
芳沢光雄 : 1953年、東京都に生まれる。学習院大学理学部数学科卒業。東京理科大学理学部教授などを経て、桜美林大学リベラルアーツ学群教授。理学博士。専門は数学・数学教育。算数・数学の楽しさと重要性を訴え続けている、気骨ある数学者の一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Humbaba

    日常会話はそれほど明確に物事を定義しなくても回っている.それは生きやすいことではあるが,明確に定義しないからこそ勘違いも産まれる.間違えやすい状況や説明については,事前にしっかりと確認して,誤解を生まない伝え方をすることが大切である.

  • tanigon

    「数学的」「会話術」とあるが、実際には 「論理的」に「日本語」を扱うにはどうするか、という非常に役に立つテーマの一冊。しかも、数学的にはこうだ!と杓子定規にならずに実践的な内容。 「明日から使える」内容だと思った。 得るものの大小は人によってさまざまなので、軽くザッと目次を俯瞰したり立ち読みしてからのほうがいいかと。

  • かりん

    3:前半○。自書に関する言及の多さがややウザい。人口は幾何級数的に、生活資料は算術級数的に増加。ポイントの乱用。見せながら、書きながら、体験させながらの説明。謙虚な教育の世界に異質な価値観。絶対・完全への理解不足。

  • Warry205

    表現力の勉強の一環で読んだ イマイチ覚えてない 再読すべきか

  • こうきち

    まあ面白かった。個人的に衝撃的だったのは、高校入試で、日本語のリスニングテストが行われているということだな。たしかに、人の話をちゃんと理解せずに騒ぐ人が増えたとは思うが、そこまでやらなければいけない状態だとは。

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