Books

ハーベスト

花里真希

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065305805
ISBN 10 : 4065305802
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

ばらばらだから、心地いい。三人だけの園芸部で育てるのは…?人と話すのが苦手で本が好きなぼく、少しこわそうだけど実は優しい虫好き少年西森くん、アメリカからの帰国子女の二年アズサ、それぞれの事情を抱えた三人の物語。

【著者紹介】
花里真希 : 1974年、愛知県生まれ。東海女子短期大学卒業。『しりたがりのおつきさま』で第7回日本新薬こども文学賞最優秀賞受賞。『あおいの世界』で第60回講談社児童文学新人賞佳作に入選。その他、『スウィートホーム わたしのおうち』(講談社)。日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • chiaki

    他人とのコミュニケーションが苦手、母親は過干渉で全てを否定されているように感じ、自己肯定感が低い朔弥。担任の薦めでとりあえず入部した園芸部には、帰国子女で周囲から煙たがられている2年生のアズサと、一匹狼で近寄りがたい西森くんがいて…。性格もバックグラウンドも全然違う凸凹な3人が園芸を通して成長してゆく姿が青春!この3人の関係がまさにポタジェ!自分の居場所を探し続けるアズサも、友人から心無い偏見を受けながらも飄々とたち振る舞う西森くんも、魅力的な中学生。影ながら活動を支えるひらりんこと平林先生も素敵でした。

  • まる子

    #NetGalley 幼い頃から人とうまく話せない朔弥。中学生になり、担任が顧問の3人だけの園芸部に入部!シングルマザーでブラジル人の血を引く西森くん、帰国子女で2年生のアズサとともに花や野菜を育てるうちに、朔弥の心もしっかり育っていったと確信。3人がそれぞれの個性を持っているからこそ、人を思いやり、尊重できる関係を気付けている様子は「君たち、ステキだよ」と言いたい!人それぞれに個性があり、それがどこで開花するかわからない。思春期だから悩みも絶えないけれど、自分を肯定するって大切だな〜✨YA。

  • tomtom

    倒れてしまったとうもろこしの苗を起こしてはいけない話がよかった。母も息子も友達もそれぞれひとつ前に進めたことがよかった。何も考えていないようで先生がみんなを結びつけてくれたと思う。

  • joyjoy

    中学校の園芸部に入った三人。土づくり、種選び、発芽を待つ、水やり、草取り、虫対策、台風対策、収穫を急ぐ、…手をかけ、目をかけ、心をかけ、それでも自分の力だけでは及ばない、自然の、命の力に、美しさに感嘆し、そこに自分を、仲間や家族を、世界を、重ねて見ることができるようになっていったらすてきだね。 「でも、ぼくは、優ちゃんを図書館に誘ってよかったと思ってる。誰かが自分を待っている場所があるというだけで、少し心が軽くなると思うから」。サクヤのこの言葉、「でも」に彼の成長を感じた。

  • ほのぼの

    場面かん黙症気味の中一男子。過干渉の母親がうざい。でも、幼い頃から人前でしゃべらない息子を 心配するなって言うほうが無理!って、母親目線で読んでしまった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items