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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

花田菜々子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309026725
ISBN 10 : 4309026729
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan

Content Description

発売前から話題沸騰!

「シューフィッターみたいに、一人ひとりに対面で本を紹介する。これは究極の書評の形なのかもしれない。」
ーー岸本佐知子

「あなたのことが知りたい」と思うことは簡単だけれど、生きてきた時間も場所も異なる誰かに近づく術を、本当は、誰も知らない。
そしてだからこそ自らの人生を形作ったものの力を借りて、飛び込んでいくしかなかった。
花田さんが「本」を信じ、その力で、人という存在を信じ抜くことができたように」
ーー最果タヒ

◎読 め ば 勇 気 が 湧 い て く る

「とんでもなく面白い」「続きが早く読みたい!」「もう映画化とか決定してるんじゃ・・・?」
ネットで話題沸騰のあの衝撃の連載が、まさかの書籍化!
悩みまくる書店員・花田菜々子が初めて書いた、大人のための青春実録私小説。

【内容】
夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらの書店員・花田菜々子。仕事もうまく行かず、疲れた毎日を送る中、願うは「もっと知らない世界を知りたい。広い世界に出て、新しい自分になって、元気になりたい」。そんな彼女がふと思い立って登録したのが、出会い系サイト「X」。プロフィール欄に個性を出すため、悩みに悩んで書いた一言は、「今のあなたにぴったりな本を一冊選んでおすすめさせていただきます」———。

実際に出会った人達は魑魅魍魎。エロ目的の男、さわやかに虚言癖の男、笑顔がかわいい映像作家……時には自作ポエムを拝見し、かわいい女子に励まされ、優しい女性のコーチングに号泣しながら、今までの日常では絶対に会わなかったような人達に、毎日毎日「その人にぴったりの」本を紹介。え、もしかして、仕事よりもこっちが楽しい!?

サイトの中ではどんどん大人気になる菜々子。だがそこに訪れた転機とは・・・。
これは修行か?冒険か?「本」を通して笑って泣いた、衝撃の実録私小説!


◎目次

プロローグ 2013年1月、どん底の夜0時

第1章 東京がこんなにおもしろマッドシティーだったとは
第2章 私を育ててくれたヴィレッジヴァンガード、その愛
第3章 出会い系サイトで人生が動き出す
第4章 ここはどこかへ行く途中の人が集まる場所
第5章 あなたの助言は床に落ちてるホコリみたい
第6章 私が逆ナンを身につけるまで――――そしてラスボス戦へ
第7章 人生初のイベントは祖父の屍を越えて

エピローグ 季節はめぐる、終わりと始まり

あとがき 2017年秋、本屋の店先で


【著者】
1979年、東京都生まれ。書籍と雑貨の店「ヴィレッジヴァンガード」に12年ほど勤めたのち、「二子玉川蔦屋家電」ブックコンシェルジュ、「パン屋の本屋」店長を経て、現在は「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」(2018年3月23日開店予定)の店長を務める。編著書に『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)がある。

【著者紹介】
花田菜々子 : 1979年、東京都生まれ。書籍と雑貨の店「ヴィレッジヴァンガード」に12年ほど勤めたのち、「二子玉川蔦屋家電」ブックコンシェルジュ、「パン屋の本屋」店長を経て、現在は「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」の店長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ

    某所にて一度(ご挨拶だけだけれど)お目にかかったことのある花田さん。あれは2014年の夏だったから、彼女がこの作品の中で転職されてまもなくだったのだろう。お綺麗で聡明な印象が強く、まさかこんなに内面(いい意味で)ドロドロした方だったとは。これだけ本がリストされてて、ミカママ読んだのは『荒野へ』と『美しい距離』そして『わたしを離さないで』の3冊だけだった。ちなみにわたし自身は、本を勧めるのも勧められるのも、ひいては「オススメは?」と聞かれるのも苦手である←

  • ウッディ

    話題になった本なので手に取りました。出会い系サイトで、接点のなかった人と知り合いになり、自分の世界が広がる。それはとても刺激的で可能性を広げるものであるけど、他人に合いそうな本を薦めるって、難しいような気がします。おしゃれなバーで「自分のイメージのカクテルを」と注文するように、自分のイメージを推測するのは興味があるけど、薦めてもらった本が面白くなかったということもあるはず。自分ならどんな感想を持ったかまで教えて欲しいと思うけど、この本では合いそうな本を薦めるところまでで、少し中途半端な印象を持ちました。

  • hit4papa

    タイトルそのまんまで、おススメ本をお初にお目にかかった方にご紹介する、という試みです。著者は、旦那としっくりいっておらず、仕事も望むものとは路線が変わってしまいました。思い悩んだ挙句、出会い系サイトで、出会った人たちに本をすすめてみようと決意するのです。煮詰まった時には、行動あるのみ!は共感できます。出会い系サイトが、自分としては全く良い印象がないので、男女問わず基本的に真面目なつながりを求めている方が、どういう出会いを繰り広げるか興味津々。<<本をおすすめするときの注意>>は、なるほどね、となります。

  • うっちー

    読了していない本が多かった。

  • しんごろ

    この発想力と実行する行動力が羨ましい。本好きの人なら誰もが、誰かに本を薦めたくなる気持ちもあるしね。この行動力が羨ましいです。新しい何かに挑戦するのはいいことだね。あとは度胸と勇気だけだね。面白かったです。ちなみに紹介された本では、2冊既読で1冊は読む予定です。(2019.10.6現在)

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