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ベトベト・メモリー

芦花公園

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065395202
ISBN 10 : 4065395208
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

「ななな、なんなんだー、こ、こ、これは」
とんでもない妄想と現実がかくも複雑怪奇に、絡み合った物語に、読み手は囚われ驚愕する。―東雅夫(文芸評論家)

今日も幻聴で目が覚める。耳元で囁くのは17才のころの美少年・ケイの声だ。
あの頃の懐かしくて香しき、そして忌まわしき記憶がうらぶれた高校教師・真一郎の脳内を支配する。
ホラー小説界の新巨星・芦花公園が放つイリュージョンなホラーサスペンス。


【著者紹介】
芦花公園 : 東京都生まれ。2020年、カクヨムにて発表した中編「ほねがらみ―某所怪談レポート―」がTwitterで話題となり、書籍化決定。21年、同作を改題した『ほねがらみ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のりすけ

    モヤモヤした気持ちは残るけど嫌な感じじゃない、説明はしにくいのに読みやすいという不思議な作品。

  • rosetta

    ★★★☆☆自己満足のための教育熱心な母親に追い立てられて中高一貫の名門校に入学した主人公。理事長の息子の優等生とあるきっかけから親しくなるが、彼の身体には虐待の跡が。その現場に居合わせてしまい、揉み合ううちに理事長は死んでしまう。翌日警察が家に来て、親友だと思って庇った相手から裏切られていたことを知る。と言う話だと思って読んでいたのだけど、主人公は親友にBLだったのかそうでなかったのか、いつの間にかパラレルワールドに移っていて、まあその世界ではハッピーエンドだったのだろうか。親ガチャ、高学歴脱落者…

  • らすかる

    夢なのか現実なのか。境がわからないし、ずっと不穏なまま。うん、全体的にベトベトしてる。なのに不思議と不快感はわかない。さすが芦花公園作品!!

  • MINA

    面白かった、ことは間違いない。がそれと同時に、煙に巻かれたような感じもしてよく分からない。帯文句引用するに…幻想と現実が混じり合う、究極のマジック・リアリズムとのこと。なるほど確かにシンとケイの現実の、どれが真実で修二の創作で夢なのか徹底的に惑わせてきて頭がクラクラしてくる。まさに「しつこい汚れ」で「神経に障る」ような強烈な世界観だけど、不思議と全く不快ではなく奇妙な満足感がある。ベトベトする悪夢のようなトラウマに満ちた現実を、見事試練をくぐり抜けて修正しハッピーエンドを勝ち取ったって解釈でいいのかな。

  • あられ

    おもしろかった\(^o^)/ 「モンスター、たおせた⋯⋯」あの父殺し≠犯したのは⋯⋯ 読むうちにどんどん気持ち悪くなってくる。。。←ほめてます。ケイとシンのプラトニック? 彼らは今いくつなの? 作家の作品? 新興宗教はなんなの? 頭をぐらんぐらん揺さぶられ、振り出しに戻った? いや、既に終わっているのか? もう一回、読む??

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