Product Details
ISBN 10 : 4094074759
Content Description
遺された謎が解けたとき、涙があふれだす
急逝した祖母について話を聞くため、ハナは遺影を専門とする《雨利写真館》を訪れる。「あなたらしさの伝わる写真」がコンセプトのこの写真館で、祖母は特徴的な遺影を撮影したのち、不可解な遺言状を作成していた。カメラマンの雨利や経理の夢子の協力を得て、ハナはやがて、祖母の真意に辿り着くが――。
雨利写真館にはその後も、心にわだかまりを抱えた人たちが訪れる。不審な転落事故や、意味不明なメモの残る古い妊婦の写真。様々な謎と向き合ううち、ハナも自分の人生を見つめ直していく。日本推理作家協会賞受賞の名手が紡ぐ、希望と再生のミステリ。
【編集担当からのおすすめ情報】
『夜の道標』で日本推理作家協会賞を受賞し、各種ミステリランキングの常連でもある注目作家・芦沢央さんの心あたたまるミステリです。写真館を訪れた人たちとともに謎に向き合えば、真相にあっと驚き、じんわり目頭が熱くなること間違いありません。再生のミステリをぜひお楽しみください。
【著者紹介】
芦沢央 : 1984年、東京都生まれ。2012年『罪の余白』で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。18年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞、22年『神の悪手』で将棋ペンクラブ大賞優秀賞(文芸部門)、23年『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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みかん🍊
読了日:2025/09/05
陽子
読了日:2025/09/07
カブ
読了日:2025/07/08
エドワード
読了日:2025/08/15
Karl Heintz Schneider
読了日:2025/10/17
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