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草軽電鉄物語 高原の記憶から

芦原伸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784784074211
ISBN 10 : 478407421X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan

Content Description

湯客と物資の輸送、戦争と開拓、映画と文学、地域づくり。機関車「カブトムシ」の遙かなる旅路―。浅間山麓を越え名湯草津に至る55.5km“夢の鉄路”の痕跡をつぶさにたどり人々の忘れ得ぬ思いと、その歩みに迫る。

目次 : 第1章 新軽井沢 邂逅/ 第2章 新軽井沢‐旧軽井沢‐三笠 落葉松/ 第3章 三笠‐鶴溜‐小瀬温泉 新天地/ 第4章 小瀬温泉‐長日向 分教場/ 第5章 長日向‐国境平 斑猫/ 第6章 浅間山噴火 希望/ 第7章 国境平‐二度上‐栗平 蟋蟀/ 第8章 北軽井沢 霊峰/ 第9章 北軽井沢‐嬬恋 満蒙/ 第10章 嬬恋‐上州三原 一寸釘/ 第11章 東三原‐谷所 洋燈/ 第12章 草津温泉 追憶/ 第13章 草津温泉‐軽井沢 残照

【著者紹介】
芦原伸 : 1946(昭和21)年生まれ。名古屋市育ち。北海道大学文学部卒。紀行作家、ノンフィクション作家。週刊誌、月刊誌の編集記者を経て独立。1979(昭和54)年、企画創作集団「グループ・ルパン」を創設、2007年(平成19)年、出版社「天夢人Temjin」を設立。『旅と鉄道』『SINRA』の編集長を歴任する。2019(平成31)年退職、以後専業作家となる。現場主義(フィールドワーク)を貫き、各地の取材、執筆活動に取り組み、国内はもとより、海外取材は70ヵ国を超える。日本旅行作家協会、日本ペンクラブ、日本文藝家協会会員。主な著作に『被災鉄道』(講談社、第40回交通図書賞受賞)『へるん先生の汽車旅行』(集英社、第10回開高健ノンフィクション賞最終候補作品)『シルクロード鉄道見聞録』(講談社)『森の教え、海の教え』(天夢人)『ラストカムイ』(白水社)『北海道廃線紀行』(筑摩選書)『旅は終わらない』(毎日新聞出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 茶々丸

    長野県の軽井沢と、北の群馬県草津温泉との間約55kmを結んだ草軽電鉄。昭和37年に全線廃止となってしまったが、その廃線跡を歩き、地元の人や往時を知る人に丁寧に話を聞いたドキュメント。 軽井沢には子供の頃から親しみがあり、親近感を持って読み進めることができた。 「草軽」というのは「草津・軽井沢」の頭文字だと当然のように思っていたが、なんと「草津軽便鉄道」の略だとか。 また、中軽井沢が沓掛と名乗っていたのは有名だが、北軽井沢もかつては「地蔵川」と名乗っていたことなど、初めて知ったことも多かった。

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