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北の星たち 新渡戸稲造、内村鑑三、有島武郎

芦原伸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560091302
ISBN 10 : 4560091307
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

札幌農学校で青春の日々を送り、晩年を軽井沢で過ごした「北大三傑」の人生を、多くの取材を重ねながら、運命の糸を紡ぐがごとく描く。

【著者紹介】
芦原伸 : 1946年生まれ、名古屋育ち。北海道大学文学部卒。ノンフィクション作家、紀行作家。日本旅行作家協会、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    札幌農学校に学んだ三人に共通する教養・人格・国際性に思いを馳せ、彼らの足跡を辿りながら、著者は思いを巡らせる。私はこういう静かで深い思索の本が好きだ。でも、クラーク博士は帰国後、鉱山事業に失敗し詐欺師と批判され、新渡戸氏の「太平洋の架け橋」は崩落、内村氏は背教者に悩み、有島氏は情死する。大志を抱いても叶うことのない現実。これほどの人格や良心が報われることのない社会。三人に宮部金吾氏と佐藤昌介氏を合わせた北の五つの星たちの輝きは何処に行ったのだろう。著者は、その遺志は今なお脈々と引き継がれていると言うが…。

  • ろべると

    新渡戸稲造、内村鑑三、有島武郎。この3名に共通するのは、札幌農学校に学びクラーク博士の薫陶を直接にも間接にも受けたということだ。それぞれのambitiousを胸に抱いて近代日本に遺した彼らの足跡を辿る。新渡戸はお札になった当時も何をした人か知らなかった。当時としては異色の、高邁で博愛主義的な多くの幅広い業績があることを改めて知る。もっと知られて良い人なのに、幅が広すぎたのか?多くの知見を得たが、やや発散気味か。また著者がちょっと表に出すぎではないかな。それにしてもクラーク博士の帰米後の変転は衝撃的だった。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2024年9月初版。初出記載無し。副タイトルが新渡戸稲造、内村鑑三、有島武郎とあるのに、クラーク博士の話や余談も多く、評伝・紀行文・エッセイ等が混在して纏まりがない。

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