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ミミズクとオリーブ3 新装版 創元推理文庫

芦原すなお

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488430108
ISBN 10 : 4488430104
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

夕飯時という絶妙なタイミングで、ニューヨーク研修帰りの河田警部がやって来た。自分で解決できない難事件をぼくの妻に解かせようという魂胆だ。高名な詩人が謎の詩を残して殺害された事件や、ニューヨーク時代にわざわざ国際電話をかけてきた事件など、不可思議な六編。讃岐料理や郷土料理で彩られたシリーズ第三弾。『わが身世にふる、じじわかし』改題新装版。

【著者紹介】
芦原すなお : 1949年香川県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院博士課程中退。86年『スサノオ自伝』でデビュー。90年発表の『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、第105回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんぶん

    【図書館】ミミズクとオリーブ、最終巻! ニューヨークに行っていた河田警部が帰って来た。 これでまた、凸凹コンビに美人の奥様と言う、ちょっと変わった推理話が進められる。 しかし、芦原すなおと言う作家は文章が上手い、ふっと気付かない内に季節の変わり目を感じさせてくれる。 こんな雰囲気が続けばいいなと思いつつ、気が付けば終わりになっている。 いろいろなパターンの事件をさりげなく展開させてくれる芦原氏、凄い作家だと思う。 他のシリーズも読んでみようかな?

  • Ribes triste

    ミミズクとオリーブ第3巻。米国に研修に行っていた河田警部の帰還とともにぼくと奥さんの謎解き事件簿が始まる。とても楽しかったので、読み終わるのがもったいなかった。シリーズ続巻を切望します。芦原さんの本をもっと読んでみたくなりました。

  • はるき

    このシリーズ大好き。芦原さんは、もっと評価されていいと思います。NHKでドラマ化希望!

  • みすみ

    シリーズ第3弾兼最終巻。前作、前々作に比べるとミステリーとしてやや物足りなくはあるけれど、相変わらずおいしそうな讃岐料理と軽妙なやりとりを楽しんだ。解説で芦原さんの文体が「印象派」と評されていてなるほどと思う。細かい描写をあえて排した、でも直感的に理解できる文章は確かにモネやルノワールの類いかも。このシリーズで完全に芦原さんの文才のファンになったので、直木賞受賞作『青春デンデケデケデケ』もいずれ読みたいところ。

  • しゅー

    ★★★3冊目になっても飽きずに読めた。引き続き、料理の美味しそうな描写や3人のテンポ良い掛け合いを楽しめるし、主人公の語りに著者自身のエッセイとして読める部分を感じたりした。芦原すなおのほかのミステリも読んでみようかな。品切れしてそうだけど・・・

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