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遥か凍土のカナン 4 未だ見ぬ楽土 星海社fictions

芝村裕吏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061399082
ISBN 10 : 406139908X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan

Content Description

新田良造元騎兵大尉とコサックの姫君・レナ、そしてユダヤ騎兵グレンは、足かけ一年にわたるユーラシア横断の旅路の末、遂にロシアの地に到達した。しかし、旅はまだ終わりではない。失脚将軍アレクセイ・クロパトキンの指南を受け、レナの“飼い主”ナボコフ氏に「挨拶」を済ませた良造たちは、シベリア鉄道に乗り、東へと向かう。長き鉄路の先に、楽土を築くために…。舞台はいよいよ、凍土の地へ。芝村裕吏・しずまよしのりのタッグが贈る大陸冒険浪漫譚―建国篇、ここに開幕!

【著者紹介】
芝村裕吏 : ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    元騎兵大尉の新田良造と、彼の押しかけ女房にならんとするコサックの姫君レナがともにロシアの地に渡って新国家建設を目指す第四弾。頑なだった良造をようやく陥落させたものの、無意識のうちにうっかり他の女性に優しくしてしまう機微に疎い良造と、考え方の違いもあって嫉妬したり喧嘩を繰り返すレナ。相変わらず不安定に見えて、でも確実に変わってきているそんな二人の距離感がとてもいいです。新国家建設に向けた旅では新たな仲間との出会いがあったりで、次から新展開ですかね。著者によると七巻構成を目指すそうなので続巻に期待しています。

  • miroku

    良造とオレーナは結局結婚したか・・・。そしていよいよ凍土へ。物語が動き始める。

  • ぺぱごじら

    ちっ、結局嫁取りやがったこの野郎(苦笑)…という意味不明な罵倒はさておき、サバも読んだり四本目とは恐れ入りました。日露戦争後の両国の興亡の差をみるにつけ、どんな形でも『勝つ』という体裁が戦争には必要なんだなぁと感じます。この時代に良造が創ろうとしている『カナン』はまさに楽土で、支配者側にしてみればとんでもない危険思想、むしろスパイの方が幾らかマシという所ですが、今後どうなることか。陽気な仲間ばかりで心配でしたが、なんかいい話もありそう。次巻を待ちます。2014-199

  • まりも

    元騎兵大尉新田良造とコサックの姫気味レナの冒険譚4冊目。ここから建国編という事でレナを嫁に貰った良造の国造りが始まりましたね。新キャラプーチンが登場しましたが建国編は男率高いなぁ笑 良造が創る「カナン」の地はいったいどんな国になるのか今の段階じゃ想像も付かないけど楽しみで。夫婦として距離感が変わってきた二人だけど、女性に優しい天然ジゴロの良造とそれに嫉妬してしまうレナの構図は変わっていないし所々不安を感じさせる描写があるのが心配な所。なんにせよ本格的に動き出す次巻も期待してます。

  • yosa

    前巻の後書きの公約は果たしているようで、確かに尻上がりで良くなっているシリーズ。いよいよ本題かと思われたが、御膳立てが済んだところまでで終了。気を持たせる結末となった。レナの口調が突然変わったのは違和感を覚えたけどまあいいか。こっちのほうがいいし。台詞回しが相変わらず短く、堂々巡りなのが気になるのだけれど、これは作者の特徴みたいなものなのかな。文芸的ではないものの、酔っ払いの会話を書くには適しているような気もするから今巻ばかりはこれが正解か。猥談が加速する中、更なる低年齢化が露見して逮捕待ったなし。

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