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マージナル・オペレーション F3

芝村裕吏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065321249
ISBN 10 : 4065321247
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子供たちからは「イヌワシ」、大人たちからは「子供使い」と呼ばれた、ひとりの元ニートの軍事的才能は、世界を変えた…。しかし、世界がいかに変わろうと、それぞれの人生は続く。タイで少年兵たちを「教育」する元僧侶・シュワと彼の元部下・カジタ。「アラタの子」のひとりで、「父」に深く共感する少年・シン。「最初の24人」のうちのひとり、メーリムが見たアラタと女性たち。そして、元ニートと守護天使…。芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、10周年を記念する、全編書き下ろしの短編集第3弾!

【著者紹介】
芝村裕吏 : ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』をはじめ、『絢爛舞踏祭』や『ガンパレード・オーケストラ』三部作など独自AIを使用した作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なっぱaaua

    久しぶりにジブリール達に会えた。相変わらずマジオペの世界は面白い。というか絶対有ってはならない未来だな。今巻はシュワ、シン、メーリムがそれぞれ語りながら物語が進行する。纏めるとアラタは善い人という話。アラタの章ではシン&メーリムの話とも繋がっているのだけれど、新たな戦争の火種が捲かれた感がある。ロシア何やってるの?さてジブリールが更に痛い子ちゃんになっているし、ジニの成長は嬉しい。何よりホリーとアラタの仲が進展している様な描写があって何だか嬉しい限り。早くアラタランド作ってしまえば良いのにね。〜続く〜

  • よっち

    子供使いと呼ばれ、子供たちからはイヌワシと慕われる元ニートが変えた世界。ミャンマーで子供たちと過ごす日々が描かれる短編集第三弾。タイで少年兵たちを教育する元僧侶シュワ。アラタの子の一人で彼に深く共感する少年シン。最初の24人の一人メーリムが見たアラタと女性たち。それぞれの視点から語られる日々があって、作中では中国が崩壊した混乱の影響が尾を引く中でロシアがウクライナに侵攻すると、アラタたちも対岸の火事というわけにはいかないんですね(苦笑)彼なりに子供たちのために懸命に考える親バカっぷりが微笑ましかったです。

  • こも 旧柏バカ一代

    戦後のミャンマーで子供たちの生活や新たな戦争の予兆を描く短編集であった。シュワの章では、元僧侶シュワが子供たちを教育し、戦争と平和の狭間で揺れる姿が描かれていた。シンの章では、父から影響を受けた少年シンが街の治安維持に奮闘し、成長する姿が描かれていた。メーリムの章では、宗教、習慣、性別の違いからアラタとの関わりや成長が描かれ、アラタの章では、彼がミャンマーで平和を享受しながらホリーと夫婦のような生活を送っていた。その中で新たな戦争の火種に備えるが、いまの戦火の火元はアラタなのが。。

  • 本の蟲

    本編完結後の短編集。ようやく戦場から足抜け、とのんびりしているアラタだが、世界情勢は随分シリアスな模様。そんな中、国を脅かす範馬勇次郎並みの存在がほっとかれるはずもなく…。色々なキャラにスポットがあたるFだが、まずはメーリム。当初からいたのにまだ11歳とは。作中1巻からまだ5年ほど? そしてアラタの女性関係。呪いも解けつつあるようでホリー大勝利。女性キャラではイチオシだったので素直に嬉しい。次巻はイトウさんとジニの話希望。FUへの道筋もついているようだし、この調子でだらだら続いて欲しい。

  • ぺぱごじら

    完結したなぁと思っていたら、短編集が出た。今までの「F」とは違い、完結時から約1年、という統一した時系列。あまり語られて来なかった「最初の子供たち」にフォーカスして、アラタの一側面がよく見える。そういえばシュワさん視点も初めてなのかな、と。F1の話が出てきたりして、なるほどここへ繋がるかと納得。世界情勢が少しファンタジーっぽくみえるけど、紙一重でこうなってもおかしくなく、特に中国分裂なんかはありそうだよなぁとか余計なことを考える。2023-31

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