Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2025/12/04

  ミーデシア王国でタブー視される獣人好きの噂を自ら立て、家督を継がずに軍人となったシートン。差別された獣人が集中配備された敵国国境部隊に配属されるファンタジー戦記。平和ボケしていた状況で突如敵国の大軍に侵攻されて危機に陥り、圧倒的劣勢からの命懸けの撤退戦。そこで獣人たちの活躍が、シートン自身生き残るための大きな命運を握る展開で、虎次郎軍曹や麦姫兵長といった個性豊かな獣人たちの獣心を掌握ながら、これまであまり上手く活用されていなかった彼らの戦闘能力を活かして状況をこれからどう覆していくのか面白くなりそうです。

• 真白優樹

  読了日：2025/12/01

  獣人を愛するのが禁忌の国で、敢えて獣人を愛し最前線の部隊に派遣された青年が、獣人の部下たちと共に生き抜いていく物語。―――人は裏切る、獣は従う。思慕を集め生き延びよ。　獣な価値観で動く獣人達から慕われ、王と仰がれながら最前線で生き抜いていく物語であり、何処か違った者達を率いながら泥臭く戦い抜いていく、芝村裕史先生らしい戦場が繰り広げられる物語である。二度裏切られながら何とか生き延び、敵の指揮官を捕らえるも戦況はいまだ不利。果たして青年はどう生き延びていくのか。 次巻も勿論楽しみである。

• ローリー

  読了日：2025/12/03

  出たら読んでいる芝村作品です。今回も面白く読めました。ただ、男が鈍感で積極的で可愛らしい女の子が居るのは今回も同じでした。圧倒的に不利な状況を、これからどうやってひっくり返していくのかが楽しみですが、ここで終わるか?ってところで終わってるのがひどい。

• うんの

  読了日：2025/12/05

  けもけもー

• beryl

  読了日：2025/12/02

  面白く、一気に読み終えた。定番ラノベとは違い、転生なし、魔法なし、でも、勇者と獣人と人間が混在する世界での戦争ファンタジー。作者さんは物語を冗長にせず、テンポよく展開させていく。とりわけ、戦闘シーンの描き方が秀逸で人間の獣人に対する差別意識や獣人側の心理と生理を織り交ぜ、ファンタジーでありながら、戦闘描写にリアリティ持たせている。 さらなる主人公の活躍を期待できる次巻が楽しみだし、個人的には、戦略兵器と書かれた勇者の出番があるかも興味深い。

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