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楽土 討魔戦記 祥伝社文庫

芝村凉也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396343804
ISBN 10 : 4396343809
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

僧侶天蓋に引き取られた少年一亮には特殊な能力があった。人が鬼と化す兆候を察知できるのだ。一亮の感覚に導かれて訪れた麻布桜田町で、天蓋率いる「討魔衆」の小組は新たな鬼と闘う。同じ頃、南町の臨時廻り同心小磯も現場に急行していた。敏腕同心に存在を気取られかけた天蓋らは姿をくらまし奥州へ。北の大地では、飢饉に喘ぐ民が「涅槃の村」に縋っていた…。

【著者紹介】
芝村凉也 : 1961年、宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2011年『春嵐立つ 返り忠兵衛江戸見聞』でデビュー。「素浪人半四郎百鬼夜行」シリーズは「この時代小説がすごい!2016年版」文庫書き下ろし部門で五位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • sin

    殺しに纏わる僅かな符号を察して疑問を持ちつつも、その思いもよらぬ真相にまだまだ程遠い老同心の探索に、過度な警戒心を抱く謎の組織…彼等の憂慮は新しく組織された小組に加えられた少年にもおよび、小組を新たな任務に導くことになって行く、少年に託した想いに始めて彼の真の価値が伺える本作ではあるが、その任務に依って発現した新たな力は、彼を何処に導くことになるのだろうか?

  • マサキ@灯れ松明の火

    人が「鬼」となる………闇から闇へ、「鬼」となる者を摘む役目を果たす「討魔衆」。惨劇の場より、僧侶・天蓋によって救い出された一亮には、人が「鬼」となる兆候を見ることが出来るという能力があった。天蓋らと共に、「鬼」を摘む場に出るごとに…一亮の能力は、強くなっている。それに反して、一亮の眼には、「哀しみ」が満ちていく………一亮に待ち受けるものは、闇か光か?

  • ニッキー

    なんとも、不思議な話が進んでいく。 菊地秀行より夢枕獏に近いような。 百鬼夜行シリーズも面白かったが、こちらは謎解きに町方同心も絡んでいる。 単なる鬼退治ではないところが、引き込まれる。

  • Steppenwolf

    FからGの間という評価。天蓋率いるグループが上部組織からのプレッシャーで,というより目的は天蓋グループ消滅のため奥州遠征に向かわせる。そして飢饉の中不思議な村に至る。これまで以上の敵の存在を主人公一亮は関知する。ただ私はそう思えなかった。闘いの中不思議な少女を救い次回に興味をつないでいる。ここに至るまでに臨時廻り同心に人から鬼に変化するものを隠密裏に始末する,天蓋らの属す僧集団の存在に迫るという章もある。

  • Genzoh Minamishima

    面白い。人の穢れた様も何となしにぞっとする。早雪の登場で天蓋チームが補強されることは火を見るより明らか。今後も楽しみだ。

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