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ISBN 10 : 4041119634
Content Description
1967年、文化大革命により、詩人の父・艾青は息子・艾未未とともに、小シベリアに追放された。29年にはパリに留学、帰国後の49年には新生「中華人民共和国」の建国に関わった艾青だったが、建国後18年、反革命分子として屈辱を味わわされていた。57年、混乱の中で生まれた艾未未は、極貧の十代を過ごし、自分の運命がある日、誰によるものとも知らずに変わってしまうことを知る。自由な詩作を制限されながら、チリの詩人パブロ・ネルーダとの旧交を温め、詩に身を捧げた艾青。国と芸術の間で翻弄される父を見て育った艾未未は、81年、まだ亡命同然と思われていたアメリカ留学を申請。時を経て国に戻り、中国を代表する現代美術家となった艾未未は、次々と新しいアートを生み出しては当局に物議を醸し、北京のオリンピック・スタジアム「鳥の巣」の建築にも携わるが、2011年、北京空港で突然、官憲に逮捕拘禁されることになる―。
目次 : 透明な夜/ 心は燃えている/ 中国の大地の上に雪は降り/ 太陽に向かって/ 新たな時代/ 庭師の夢/ 北東の果てから北西の果てへ/ 世界は君たちのもの/ 風よりも自由に/ 民主主義か独裁か〔ほか〕
【著者紹介】
艾未未 : 1957年、中華人民共和国の北京に生まれた。80年代初期からアメリカ合衆国に住み、93年に北京に戻った。人権と言論の自由を主張するアーティストとして、世界で作品が展示され、ソーシャルメディアでも活躍する。人権財団から創造的反体制に対する「ヴァーツラフ・ハヴェル賞」、アムネスティ・インターナショナルから「良心の大使賞」(2015年)、「高松宮殿下記念世界文化賞」(2022年)など、複数の受賞歴がある
佐々木紀子 : 北海道出身。東京外国語大学ロシア語科卒業。科学・歴史系のノンフィクションから、ミステリ・サスペンス小説まで、幅広い分野の翻訳に携わる。趣味はロンドンの美術館めぐりと、美術館で行われるアートのワークショップに参加すること(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゆのん
読了日:2022/12/26
りえぞう
読了日:2023/04/19
AstiN
読了日:2022/12/23
dulce_zakka
読了日:2023/02/22
takao
読了日:2023/07/11
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