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ISBN 10 : 4006002009
Content Description
民衆思想史の草分けとなった著者の記念碑的代表作。大学紛争が全国的に展開され、近代の価値が厳しく問われていた時代にあって、大きな共感をよんだ、戦後歴史学、戦後思想史の名著である。テクストは全集に収録されている「新編」ではなく一九六八年刊行の「増補版明治精神史」(全二巻)。
目次 : 第2部 国家進路の模索の時代(新日本の進路をもとめて―徳富蘇峰の描いた未来像/ “三酔人の経綸問答”―中江兆民の模索/ 明治二十年代の思想・文化―西欧派と国粋派の構想/ 明治三十年代の思想・文化―明治精神史の断層/ 天皇制イデオローグとの対決―内村鑑三の日本批判/ 明治人の可能性を示すもの―一民権家のその後の思想)/ 第3部 方法論的序説(歴史家の宿命について―歴史叙述と文学/ 明治文化史の構想について―“書評”の形をかりて/ 思想史と精神史について―“あとがき”にかえて)/ 第4部 問題の所在(明治精神史の方法と課題―初版への批判にこたえて/ 天皇制イデオロギーと民衆意識(序説)/ 蘇峰思想体系の三要素―資料「将来之日本」の分析/ 近代思想の矛盾構造―資料「分析=評価基軸」)
【著者紹介】
色川大吉 : 1925年千葉県生まれ。東京大学文学部国史科卒。東京経済大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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iwasabi47
読了日:2023/03/21
てら
読了日:2009/11/12
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