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ブリティッシュ・ロックの黄金時代 ビ-トルズが生きた激動の十年間

舩曳将仁

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Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787272072
ISBN 10 : 4787272071
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

ビートルズの出現でロックは激変し、若者文化全体を刺激した。世界各地の政治的・社会的な問題や他の文化領域と相互交流しながらマグマのような熱さでミュージックシーンを展開し、百花繚乱の様相を呈したブリティッシュ・ロックの10年間の軌跡を描く。

【目次】
まえがき

第1章 ビートルズ誕生以前
 1 アメリカのロックンロールとイギリスのスキッフル・ブーム
 2 ギター・インスト・ブーム
 3 ブルースの輸入
 4 フォークの展開

第2章 一九六三年
 1 マージー・ビート旋風
 2 R&Bで盛り上がるロンドン・クラブ・シーン
 3 若い世代が育ち始めたフォーク・シーン
 4 ティーンエイジ・カルチャーの開花

第3章 一九六四年
 1 ブリティッシュ・インヴェイジョン
 2 ロンドンからの逆襲
 3 デビュー・ラッシュ
 4 広がりをみせるブリティッシュ・フォーク・シーン
 5 海賊放送局の誕生

第4章 一九六五年
 1 ブリティッシュ・インヴェイジョン余波
 2 地方都市ビート・バンドの活躍とブリティッシュ・ビート・ブーム
 3 ビートルズとボブ・ディランの一九六五年
 4 ヤードバーズからのエリック・クラプトン脱退
 5 グレアム・ボンド・オーガニゼイション――自己研鑽するミュージシャンたち
 6 ブリティッシュ・フォークのメジャー・シーンへの展開
 7 モッズとスウィンギング・ロンドン
 8 イミディエイト・レーベルの発足

第5章 一九六六年
 1 新しいロック表現の開拓
 2 ヤードバーズの解散と三大ギタリスト
 3 ブルース・ロックの躍進
 4 クリーム誕生とジミ・ヘンドリックスの渡英

第6章 一九六七年
 1 サイケデリック・ムーヴメント
 2 サイケデリック・イン・ブリティッシュ・ロック
 3 ブリティッシュ・ロック・シーンのサイケデリック・イヤー
 4 孤高の存在ピンク・フロイドの登場
 5 ソフト・マシーンとカンタベリー・シーン
 6 サイケデリック協奏曲
 7 アートとしてのロック
 8 革命的なフォーク・バンド、ペンタングルの結成
 9 一九六七年、さまざまな動き

第7章 一九六八年
 1 ビートルズに生じた歪み
 2 キンクス――純英国的バンド
 3 サイケデリックの申し子たち
 4 ブリティッシュ・ロック胎動の時期、ディープ・パープルとレッド・ツェッペリン
 5 プリティ・シングスの斬新な試み
 6 ブルース・ブーム
 7 ジェフ・ベック・グループとフリー――ブルース・ベースのハード・ロック
 8 幻のロックンロール・サーカス

第8章 一九六九年
 1 激動の時代
 2 実験精神を尊重する新興レーベルの設立
 3 ジャケット・アートの魔術師たち
 4 ビートルズ『アビー・ロード』
 5 コンセプト・アルバムの主人公アーサーとトミー
 6 フェアポート・コンヴェンション――伝統音楽の同時代化
 7 レッド・ツェッペリン――ハード・ロックの革命児
 8 キング・クリムゾンの衝撃的なデビュー
 9 ハンブル・パイとフェイセズ
 10 クラシックへの着目
 11 斬新な個性を標榜したロック・バンドたち
 12 ジャズ・ロックの活況
 13 一九六九年の明と暗――オルタモントの悲劇

第9章 一九七〇年とそれ以降のブリティッシュ・ロック
 1 愛と平和幻想の崩壊
 2 アメリカ南部音楽への注目
 3 ビートルズの終焉
 4 オカルティズムの流行
 5 新しい鍵盤楽器の開発と多様な楽器の導入
 6 ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・ムーヴメント
 7 ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック五大バンド
 8 ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・ムーヴメントを彩ったグループ
 9 グラム・ロックの趨勢
 10 ロック史の転換点を経て――一九七〇年以降のブリティッシュ・ロック・シーン

あとがき
謝辞
索引

Content Description

目次 : ブリティッシュロックの黄金時代

【著者紹介】
舩曳将仁 : 1974年、大阪府生まれ。近畿大学大学院文芸学研究科国際文化専攻修士課程修了。音楽評論家/ライター。共著に『ヘヴィ・メタル/ハード・ロックCDガイド』(シンコー・ミュージック、2000年)、『カンタベリー・ミュージック』(ストレンジ・デイズ、2004年)などのアルバム・ガイド本、CDライナーノーツ、「ストレンジ・デイズ」「レコード・コレクターズ」などの音楽雑誌で執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 音楽を聴くなら50年代のロックンロールや...

投稿日:2009/11/30 (月)

 音楽を聴くなら50年代のロックンロールやポップス。  音楽を演るなら、60年代のブルース・ロックを中心としたブリティッシュのバンド・サウンドがいい。  特にスリー・コードの単純な進行によりインプロビゼーションを演るときの快感はたまらない。  ビートルズでひとくくりにされる60年代ではなく、ブルース熱に侵されていた当時のロンドン音楽シーンに脚光を浴びた書籍の出版を望む。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 王天上

    ロックの歴史のお勉強。次は副読本の名盤ガイドへ進む。

  • kazu

    アーティスト名が連続で出てきてその細かい情報のため多少読みにくいけど60年から70年にいたるまでのロックの流れをしることができ、同時にロックの多様性や社会との関連も知ることの出来る本。

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