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福井藩 北陸安定の要・親藩福井藩。春嶽の開国尊皇・敬幕の見

舟沢茂樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768471234
ISBN 10 : 4768471234
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2010
Japan

Content Description

藩祖は家康の二男、結城秀康。幕末の名君・春嶽は、名門ゆえの苦悩を内包しつつ、動乱時にはよく国政を支えた…。北陸安定の要・親藩福井藩の誕生から、現代に生きる福井藩までを綴る。

【著者紹介】
舟沢茂樹 : 昭和6年(1931)東京都台東区生まれ。福井県立図書館司書、仁愛女子短期大学非常勤講師、福井県文化財保護審議会委員などを経て、福井市教育委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽんすけ

    地元のことながら改めて読むと初耳の話が多かった。藩祖結城秀康と嫡男忠直については有名だから県民は結構知ってると思う。忠直の残虐行為の数々は中には本当?と思うようなものもあるがわずか2代で躓いたイメージは県民共通だと思う。あと知ってるのは幕末の春嶽公とその側近達くらいで間の藩主のことや、藩の内情とかはよく知らないことが多かった。借金漬けになり日本で最初に藩札を発行するほど貧乏だったことは有名かwでも将軍一門として幕府にたかりまくってたことは初耳だった。放蕩息子を勘当できない親状態、迷惑かけてすみません

  • ポニョ駅長

    豊臣秀吉・徳川家康の御曹司、結城秀康が礎を築いた福井藩。 一大派閥越前松平家の総本山という家柄の高さから、前半の軋轢・後半の依存と幕府の存在に左右されている様がわかりました。 幕末期の松平春嶽を中心とする福井藩の動向は興味深く、幕府のしがらみがなければ、橋本左内が処刑されていなければと思うと浪漫に想いが馳せられます。

  • amabiko

    長年、福井藩史料「松平文庫」の整理を手がけ、家臣団研究を中心に福井藩の研究に取り組んできた著者による福井藩通史。政治だけでなく、財政や領内の産業にも目配りが行き届いており、入門編に最適。本「シリーズ藩物語」は既刊が何冊もあるようだが、どれもこのレベルの質と内容を持つのなら、他の藩についても読んでみたい。

  • りこ

    福井藩の藩主については初代で家康の次男坊の結城秀康、乱心で有名?な松平忠直、隠し子騒動で自刃した光道、幕末の四賢公として有名な春嶽ぐらいしかほぼ名前が出ない(汗)福井藩は親藩中の親藩なので、他藩とはかなり違う特殊な立場としがらみがあるのが、この本を読むとよくわかります。

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