Product Details
ISBN 10 : 4276100569
Content Description
「パリ高等師範学校で哲学を学ぶエリックは、子どものころ、ショパンに魅了されてピアノを始めたが、未だ思い通りの演奏ができずにいた。なんとしてもショパンの音楽の秘密を解き明かしたいと、亡命ポーランド人、マダム・ピリンスカからレッスンを受けることに。ところが、与えられる課題は奇妙なものばかり。違和感を覚え、反発しつつも、やがてその指導が人生そのものを学ぶ扉であることに気づいていく……」
本書は、40カ国語に翻訳され、日本でも話題となった『100歳の少年と12通の手紙』の著者で、アマチュアピアニストとしても知られるシュミットの半自伝的小説。マダム・ピリンスカは、彼の作品によく登場する、お世辞や社交辞令とは無縁の振る舞いでストレートな物言いをする女性。彼女の言動に驚いたり笑ったりしているうちに、主人公同様、その教えがじわじわと心に沁みていく。人生を賛歌する作品を書きたいと願うシュミットらしさ満載の感動作。
【著者紹介】
舟橋三十子 : 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院音楽研究科修了。日本大学芸術学部講師、名古屋芸術大学大学院教授を経て、現在、浜松学院大学短期大学部特任講師。作曲を池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、永冨正之の諸氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まさ
読了日:2020/12/18
KJK
読了日:2020/12/29
classicpatra
読了日:2020/12/24
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