Product Details
ISBN 10 : 4000291238
Content Description
「哲学的背景を持たない医学は単なる小手先の手技に陥り、医学的実技を伴わない哲学は空虚な理論に走ってしまう」。古代中国では一つであった医学と哲学。まずこの原点を春秋・戦国時代に遡って明らかにし、次いで中国医学から発しその後独自の発展をとげた日本漢方の名医たち―吉益東洞と中神琴渓―の治療法と思想をふり返る。そしていま一度、医学を“医学哲学”として捉え直すことで、現代医療の諸問題を考える試み。
目次 : 1 中国医学(思想的背景としての老子の思想/ 『呂氏春秋』に見る中国医学の淵源/ 形而上学としての医学―易哲学と“医者意也”を巡って)/ 2 日本漢方(吉益東洞の“毒を以て毒を制す”医学/ 中神琴渓の“規則を離れ”た医学)
【著者紹介】
舘野正美 : 1954年生まれ。日本大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。医学博士。専攻は、中国哲学、東洋医学、医学哲学。現在、日本大学文理学部教授、東亜医学協会理事、日本フットボール学会理事、国士舘大学アメリカンフットボール部コーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
1.3manen
読了日:2014/09/27
井の中の蛙
読了日:2024/01/25
hiroshi0083
読了日:2014/04/11
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

