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エンピツ戦記 だれも知らなかったスタジオジブリ 中公文庫

舘野仁美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122076525
ISBN 10 : 4122076528
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『となりのトトロ』から『思い出のマーニー』まで。
アニメーターとして、スタジオジブリの作品を支えた著者・舘野仁美による回顧録。
記憶の中にある宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサー、そして高畑勲監督、スタッフたちとのエピソードをつづる――。
文庫化にあたり、著者の新たな挑戦を書いた近況報告を収録。

〈序文〉鈴木敏夫〈解説〉万城目学

【著者紹介】
舘野仁美 : 1960年、福島県生まれ。アニメーター、株式会社ササユリ代表取締役社長。東京デザイナー学院アニメーション科卒業後、作画スタジオ、フリーランスを経て、1983年にテレコム・アニメーションフィルム入社。1987年、同社を退職し、スタジオジブリに移籍。『となりのトトロ』以降、ジブリ作品の動画チェックを数多く手がける。2014年、スタジオジブリ退職。その後も「ササユリ動画研修所」を立ち上げアニメーター育成に尽力するほか、アニメーションの監修や、アニメーションプロデューサーを務めるなど、活動の幅を広げている

平林享子 : 1967年、大阪府生まれ。編集者、ライター。早稲田大学教育学部卒業。フリーランスの編集者・ライターを経て、2008年、スタジオジブリ入社。出版部に所属し、スタジオジブリの広報誌『熱風』のほか、編集を担当。2014年、スタジオジブリ退職。デジタル・マーケティング会社に勤務ののち、現在はフリーランスでWebメディアの編集者、ライターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヒデキ

    文庫化されて再読してしまいました。 スタジオジブリのスタッフだった舘野さんのジブリの思い出を語った作品です。 フリーとして関わった時代からジブリの会社体制の変更で退社されるまでです。宮崎・高畑・鈴木という巨頭から の教えとプレッシャーをやさしい表現で表されています。 どこの業界でも裏方として支えられている方は、ほんとに凄いなと思っています

  • こうすけ

    動画チェックとしてジブリを支えつづけた女性の回想録。鳥の飛び方を緻密に研究して描いてきたアニメーターに、そうじゃない!とダメ出しし、ついには本物の鳥に対しても、おまえ飛び方間違ってるよ、と言い放つ、そんな宮崎駿の凄味と恐ろしさ。

  • 緋莢

    「スタジオジブリで働いた27年間を振り返って『熱風』で回顧録を連載してみませんか。ついては、『私は宮崎駿のせいで結婚できませんでした』という書き出しで連載をスタートしてください」(中略)「それを言うなら、『私は宮崎駿と鈴木敏夫のせいで結婚できませんでした』のほうが正解だと思います」スタジオジブリで「動画チェック」、「動画検査」と呼ばれる仕事を長年やってきた著者による回顧録 <アニメーターの仕事は、大きく分けると、「原画」と「動画」に分かれます(続く

  • TSUBASA

    スタジオジブリで動画担当として携わってきた舘野仁美さんによる、ジブリの内側を語った一冊。そのエピソードは理不尽なものも見え隠れするのだけど、妥協を許さぬプロ集団が自分の仕事に誇りをもって全力でぶつかってる故なのかとも思う。特に宮崎監督とかこだわり強いだろうしシンドイこともあったろうと思うけど、監督を天才芸術家として信じているんだろうなというのが見て取れる。館野さんはジブリを離れカフェ経営の後、若手育成に心血を注いでいるとの由。ジブリの技術や精神を受け継いだ若手がこれからの傑作を作っていくことを願う。

  • Bo-he-mian

    スタジオジブリで「動画チェック」という、裏方の中の裏方的な仕事をしていた著者の回想録。ネットで「ジブリの闇を暴いた」なんて感想が多かったので、宮ア駿や高畑勲への積年の恨みつらみを暴露したブラックな内容かと期待したら、全くゼンゼン…(苦笑)。ジブリの事を知らない奴らが読んでんじゃね? 押井守の方がよっぽど面白く悪態ついてるわい。著者の舘野さんは名作劇場で育った高畑・宮アのファンだから悪口を書く訳がない。「監督」みたいな人たちが仕事の中で瞬間的にブチ切れるのは当たり前で、それをもってジブリの闇とは言いません。

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