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ギザギザハートのアスペルガー

臼井志乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863382916
ISBN 10 : 486338291X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

発達障害の青年と破天荒薬剤師の記録。

目次 : 慎太と私の出会い/ 母親に対する憎悪の気持ち/ 親友との出会い/ 見た目普通の中学生/ 気味の悪い子誕生/ 暗黒時代突入/ 親友との再会/ ようやく見えてきた出口/ トンネルをぬけたその先/ よく死ななかったね/ 失敗したら、やり直したらいい

【著者紹介】
臼井志乃 : 1995年土佐高等学校卒業。1999年徳島文理大学薬学部卒業、調剤薬局勤務。2001年管理薬剤師として新店舗立ち上げ。2005年救急病院に勤務、病棟専任薬剤師として病棟業務に携わる。2012年総合病院に勤務、薬局長。医薬品安全管理責任者。2017年精神科病院に勤務、薬局長。医薬品安全管理責任者。精神科薬カウンセラー。カザフ国立大学医学部研究報告。2020年スウィッチ・エージェンシー設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GAKU

    アスペルガー症候群の青年が自らの半生を書いた手記に、担当薬剤師だった著者が解説を綴ったノンフィクション。青年自身の手記は読みやすく、サラッと書かれており2時間もかからず読めてしまった。しかし内容そのものは凄絶。発達障害と言っても症状は人それぞれ千差万別で、この手記だけで”発達障害”が勿論理解できるわけではない。だが人生、家族、仕事、友人等々を、発達障害であるこの一青年は、このように捉え感じていたのだと知る事が出来たのは、有意義であった。

  • さおり

    Kindle Unlimitedで。アスペルガーの青年が自身の半生を綴った手記と、彼の元担当薬剤師が書いた文章からなる本。二次障害を拗らせまくり、精神科に入院していた彼は、実はかなりIQの高いひと(たぶん)。幼い頃の彼とその家族に、育て方のコツを教えてくれるプロがついていたならば。私が所謂「療育」を生業にして、20年以上が経ちました。蜜柑と檸檬は育て方が違う。それぞれに合った育て方をすれば、どちらもまっすぐジューシーに育ちます!と断言したい(先日読んだ本の影響で、例えが殺し屋になってしまったよ)。

  • りんご

    大変収穫の多い講演会を聞きに行った気分になる。「こんな内容の講演会です」と告知されててもよっぽど聞きに行かないので、すごくいい本を読んだな。25歳、中原新太さんは自閉症スペクトラム障害でアスペルガーの診断を受けている。育てにくい子供であったでしょう。ご本人の手記と、医療介入できてから繋がった薬剤師の記録です。母親サイドの「発達障害児の子育て」的なものじゃなく、まあまあシビアで悲惨。家族に対し強い恨みと憎しみを抱えてた事もあけすけに書かれている。これはいい本ですよ。

  • おいしゃん

    犯罪者と一般人を隔てるものって一体何だろうと、常々考えるのだが、この手記を書くアスペルガーの彼は、いつ犯罪に走ってもおかしくない家庭環境だった。そんな中、過去と向き合い、思考の歪みが矯正されていく様子は興味深い。

  • canacona

    アスペルガーの青年の手記。ギザギザハートの題名通り、手記の最初は本当に尖っていて、痛々しい。手記を読んだ感じでは、中原さんは人とも交流ができて、バイトなんかもしている。一人暮らしもしているようなので、かえっていろいろ難しいのかもしれないなと思いました。幼い頃からの家族との不仲に加えて、日常生活はなんとかできるけど、固執する考えやこだわりや生真面目さがついて回るから、人間関係がうまく行かずにギザギザしていく。荒れて荒れて、これだけ負の塊になって最後、負の感情と共存して行くという方向に進み始めたのが良かった。

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