Product Details
ISBN 10 : 4480015930
Content Description
日本経済が力強さを取り戻せない。その原因は、過剰な企業貯蓄にある。90年代以降、企業は国内投資と人件費を抑制し、内部留保を増大させた。その結果、経済全体の資金循環が大幅に狂った。経済を正常に戻すには、賃上げを行い、資金循環の再始動が必要だ―。本書では、市場メカニズムを分析し、(苦しまぎれの金融政策ではなく)労働市場を通じて経済を動かす方法を考える。正統的なマクロ経済学者による、大胆で現実的な日本経済論。
目次 : 第1章 成長と循環のあいだ/ 第2章 増大する非正規労働者をどうとらえるか/ 第3章 ミドルの不満と閉塞の構造/ 第4章 要塞化する日本企業/ 第5章 自分を見失った政府/ 第6章 少子化と家庭の変容/ 第7章 立ちすくみの構造
【著者紹介】
脇田成 : 1961年京都府生まれ。マクロ経済学者、首都大学東京大学院社会科学研究科教授。東京大学経済学部卒業。博士(経済学)。日本経済を総体的に論じる視点をそなえるマクロ経済学者。内閣府経済の好循環実現検討専門チーム会議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬参仟縁
読了日:2014/03/06
まゆまゆ
読了日:2014/04/11
schole
読了日:2017/09/17
christinayan01
読了日:2017/07/09
Yosuke Hashimoto
読了日:2015/03/03
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