Books

海のうた

脇田あすか

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865284195
ISBN 10 : 4865284192
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あや

    手の中にここちよくおさまる海のうたのアンソロジー。もしも自分の短歌がこんな素敵なアンソロジーに選ばれたらすごくうれしいだろうなあと思ってしまう。姉妹編の「月のうた」を先に読む。「海のうた」の方が先に入手できてしまったのに「月のうた」を先に読んでしまった。人には人それぞれの海があり十人十色の作品が集う。私は大森静佳さんと吉川宏志さんの作品がとくに好きですが、他に素敵な作品がたくさん。ネタバレになるので引用はしません。あえて。

  • chiaki

    100人の歌人による海をテーマにした短歌アンソロジー。歌人の名前がページの端にそっと添えられているので、先入観なく短歌を楽しめるのがよかった♡服部真里子さんの「海を見よ〜」も沁みるし、門脇篤史さんの「蟹缶を〜」も、何気ない日常の小さな幸せが愛おしい。わずか31文字の世界に閉じ込められたそれぞれの見る海に、お気に入りの短歌や歌人がきっと見つかる。シリーズ追い掛けたいです。

  • 水色系

    「海」がテーマの短歌たち。一回り小さいハードカバーが手にやさしくなじむ。新しく歌人を開拓したい場合にも◎‼︎以下引用:夜の海すこしあかるい黒が夜、暗くて濡れている黒が海(P5 くどうれいん)/あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の(P31 千種創一)/アルフォートまず海を噛むわたしたち少しことばを使い過ぎたね(P45 toron*)/きみの名になるかもしれなかった名がいまも浮かんでいる海がある(P50 榊原紘)/つないだ手やわらかかった春の海まぶしいままで終わりにしたい(P65 上澄眠) ⇒

  • 碧緑(あおみどり)

    同時代の歌人(故人も含む)100人がうたった100首の「海」の短歌アンソロジー。「海」そのものが詠われている歌も多いが水平線や砂浜、比喩としての海まで各人各様の海がある。1ページ1首、手のひらサイズのコンパクトさ。潔い装丁。これで2000円(税抜き)を高いと思うか、安いと思うかは、読む人の味わい方次第。短歌と俳句の区別がつかない人がたまにいるが、これを読めばきっとつくようになるでしょう。いや、そんな人はこれを読んだりしないか・・・?

  • R子

    海の日に。海をテーマとした短歌アンソロジー。広くて、深くて、波は押し寄せては引いてを繰り返す。陽の光で水面は輝き、夜は闇の中で黒々と蠢く。美しい眺めに魅了されたり、生命を脅かす威力に慄いたり、遠い日の記憶を喚起したり。海が様々な面を持っていることを感じさせる。特に好きな3首▼釣り船のあかりと星とを分かちゐし水平線が闇にほどける▼海を見よその平らかさたよりなさ僕はかたちを持ってしまった▼海の画を見終へてひとは振り向きぬその海よりいま来たりしやうに

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items