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小説「ろう教育論争殺人事件」 バリアフリー・コンフリクトとそのゆくえ

脇中起余子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784762830396
ISBN 10 : 4762830399
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「口話か手話か」から「口話も手話も」へ。

【著者紹介】
脇中起余子 : 新生児の時に、薬の副作用で失聴。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。京都府立聾学校教諭を務めたあと、筑波技術大学に着任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ドシル

    声を大にして言いたいのはこの本はフィクションの物語ではあるけど「小説」とは言えない内容だということ。 小説の定義ははっきりわからないけれど、自由な方法と形式で人間や社会を描く物語とするなら当たらずとも遠からずではあるが、私の中ではこの作品を小説と分類はできない。 著者(あえて作者とは書かない)は、自分の経験なども踏まえコミュニケーション論争を描いたようだが、なんだ自分の主張が正しいことをこの本でアピールしているだけのようで、読んでいて不愉快になった。被害者も加害者も著者の考えと合わない人ばかりだからだ。

  • ゆまたろ

    本編のほとんどが会話で構成されているのでどこかの職場の噂話をのぞき見しているような気分にさせられた。中身は聴覚障害者を手話で教育するか口話で教育するのが効果的かをそれぞれの立場で延々と語っている。方法論に固執すると目の前の子どもが見えなくなる。それぞれいいところを取り入れていけばいいのに、と思うのは私が部外者だからか?

  • 白い雲。。

    ろう教育の一連の流れを復習できたのは良かった。登場人物の名前がややこしくて多いし、小説なのだとしたらつまらない。教員同士の噂話部分が多くて、途中で投げ出したくなったがなんとか我慢して読了。筆者の意見を登場人物にさんざん言わせてる。

  • Sana Sana

    膨大な研究資料をもって、コミュニケーション論争を小説化するとしたらこうなるのかという意味では感服。 手話が口話かという論争で悩む人を少しでも救いになるのならという思いで書かれたとのこと。 ただし個人的にはネイティブサイナーの話でどうしても誤りが二点あるような気がして引っかかっている。(この二点は覚書で残し、後日解決したら編集し直す) ⚪︎「頭が高い」のろう文化の視点についての誤り? ⚪︎「ぱぴぷぺぽ」の例示の誤り?

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