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昭和天皇物語 15 ビッグコミックス

能條純一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098630127
ISBN 10 : 4098630125
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Series
:

Content Description

真珠湾攻撃、迫る!

昭和14年9月、第二次世界大戦が勃発!
日本は独・伊と三国同盟を締結し、
米英との対立を鮮明化していく。
彼の人の平和への思いは届かず、
事態は悪化の一途をたどるばかり。

対米戦争は逃れられない運命なのかーー

昭和16年9月、第6回御前会議で彼の人は、ある行動に出る!

【編集担当からのおすすめ情報】
『哭きの竜』、『月下の棋士』など「天才」を描いてきた能條純一氏が描く「昭和」という激動の時代。

なぜ太平洋戦争は起こったのか。
能條氏は、本作品を描きながら、その答えを探してきました。

物語はついに真珠湾攻撃目前に。必読の第15集です!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    昭和15年9月23日陸軍は北部仏印へ武力進駐し、27日日独伊三国同盟を締結した。10月12日近衛文麿は大政翼賛会を発足させた。紀元2600年式典奉祝。11月24日最後の元老西園寺公望が92歳で死去。そして運命の昭和16年が来た。6月22日ナチス・ドイツソ連侵攻。外務大臣松岡洋右はソ連を撃つべしと主張。海軍は南進を望み、近衛は総辞職して外相を外した。天皇は御前会議で発言を希望するも周囲は許さず。9月6日第6回御前会議で帝国国策遂行要領が決定された。10月近衛文麿が辞表を提出。そして東條英機が首相に就任する。

  • どら

    「君臨すれども統治せず」がいかに難しい概念かが分かる。「神輿が勝手に歩ける云うんなら、歩いてみいや」と言われて歩けそうに昭和天皇のことを描いているが故に余計辛い。頂点に立つ者の責任の重さ。この年になっても、「戦争したくないんじゃ」と言って退位しちゃえば良かったのにと無邪気に思える自分がいる。

  • のぶのぶ

     「君臨すれど、統治せず」、それでも、日露戦争前に明治天皇が読んだ短歌で、講和を願う思いを伝える昭和天皇。これまで、講和を願う気持ちは伝えてきたが、もう止まらないところまできている。「三国同盟」と思っていたが、ソ連を入れた「四国同盟」を狙っていたとは。東條英機首相も、毒をもって毒を制す苦肉の策。山本五十六も真珠湾攻撃に賭けるしかなくなっていく。いろいろな本を読んでいくと、ボタンがかけ違っていく。いよいよこちらの漫画も開戦、真珠湾攻撃へ向かう。どう描いていくのかとても楽しみ。

  • 水渕成分@小説家になろうカクヨム

    近衛だって分かっている。英米相手に勝てるわけがないのだ。大御心も伝わっている。でも止められない。東條だって分かっているはずだ。戦争には勝てない。

  • ぐうぐう

    「…日独伊三国同盟、…締結‼︎ まあ世の中馬鹿げたことだらけでおますな……」そう嘆いて亡くなった西園寺公望だが、その西園寺が御前会議での天皇の発言を禁止している。陛下を想うがゆえの考えではあったが、発言を禁じられた裕仁は苦肉の策として明治天皇が日露開戦の折に戦争の回避を願い詠んだ和歌を披露する。「よもの海 みなはらからと思う世に などあだ波のたちさわぐらむ」明治天皇の詠んだ「波風の」を裕仁はあえて「あだ波の」と詠み変える。しかし、その想いは届かない。日本は対米英戦争へと突き進む。

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