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極超音速ミサイルが揺さぶる「恐怖の均衡」 日本のミサイル防衛を無力化する新型兵器 扶桑社新書

能勢伸之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594087180
ISBN 10 : 4594087183
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジョー・バイデンが副大統領時代に手を付けた“核兵器と同じ目的を達成する非核手段”とは何か?

目次 : 第1章 「恐怖の均衡」の構造/ 第2章 極超音速ミサイル構想の誕生/ 第3章 ロシア・中国が先行する極超音速ミサイル。揺らぐ弾道ミサイル防衛?/ 第4章 極超音速ミサイルへの対抗策。盾か矛か/ 第5章 台頭する中国―その軍事力の行方

【著者紹介】
能勢伸之 : 1958年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。軍事・安全保障関連の取材から、軍事専門誌・雑誌への寄稿も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    マッハ5を超える極超音速ミサイルの構想は米オバマ政権下で生まれ、戦略核兵器の非核化を目指すものであった。しかし現在極超音速兵器プロジェクトは、ロシアと中国が先行し、米国は開発できていない。更にインドでも中国を念頭に同プロジェクトの開発をすすめている。単純な弾道軌道を描く弾道ミサイルは放物線の予測からイージス艦で迎撃可能だが、低軌道で滑走段階で変化する軌道から現在のシステムでは迎撃は困難。中国は水深2000m以上の南シナ海の原子力潜水艦から日本全土を射程に入れたミサイルシステムを構築していると考えられ、→

  • kk

    フジテレビの名物専門記者による、極超音速兵器の開発・配備状況の実態と、それへの対応策に関する一冊。著者の該博な知識と卓越した取材力に裏打ちされて、この本の記述は殆どマニアックな域に達しています。感心させられます。他方で、せっかくの力作だけに、もうちょっと整理を良くすれば更に読み易くなるのにな、とか思ってしまいます。編集的に、もう少し工夫の余地がありそうです。

  • morelemon

    ICBMなどの核戦力による「恐怖の均衡」からそれを撃ち破るべく開発が進む極超音速ミサイル。そこに至る流れを解説しています。本格的に実用化されれば、現在のミサイル防衛を突破されかないため、新たな脅威となるわけですが、初期から現在までの流れが解説されており、極超音速ミサイルがどのようなものかを知るにはよいのではないでしょうか。

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