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無宿島

翔田寛

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344020580
ISBN 10 : 4344020588
Format
Books
Release Date
September/2011
Japan

Content Description

狙いは幕府の埋蔵金十万両。脱出不可能な孤島・無宿島に潜入する2人の男。誇り、復讐、野心、意地。思惑が渦巻く地で、一世一代の大勝負が始まる…。空前絶後の時代エンターテインメント超大作。

【著者紹介】
翔田寛 : 1958年東京都生まれ。2000年「影踏み鬼」で第22回小説推理新人賞を受賞しデビュー。「誘拐児」で第54回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あっ!chan

    新米の町奉行所同心が、江戸沖にあるホームレスを収容した「無宿島」で起こった殺人事件を解決するミステリー風時代小説(?)だけど、「無宿島」に眠る幕府の埋蔵金を狙う三人組の視点からも物語が進むので、話がややこしい。たくさん出てくる登場人物達の整理かついたあたりから、物語のスピード感が増してきて引き込まれてしまうが、最後のどんでん返し風な結末は何だかちょっと中途半端な気がした。それは久し振りの時代小説だったせいかもしれない…

  • sataz

    江戸中期、無宿人を集めた江戸湾内の島に、無宿人を装って集まった面々がいた。彼らとは無関係に島内で殺人が連続する。彼らがはじめた井戸掘りの目的がはっきりしないまま、事件の捜査が進み、また島の作られた事情なども明かされてくる。土地に縛られがちな当時の社会事情や、江戸湾内とはいえ島をめぐる自然の厳しさなどはわかりやすい書き方だった。 理由が明かされない彼らの事情も引かれる点のなのだろうが、そちらにはあまり驚かされる点がなかった。

  • mitsuru1

    時代サスペンスというかミステリ風というか、お遊びもあったりしてなかなか面白いんですが、時代小説としてみると雰囲気が今風すぎるかも、でもまあまあ楽しめました。帯はちょっとネタバレしすぎじゃないかな。

  • もみひげ

    なかなかよく出来たお話だった。時代劇ファンには意外なところでお馴染みの名前が出てくるので、嬉しいか気に入らないか、評価が分かれるところか。途中まで本格推理の趣もあったのに、私は、単純なミスリードにすっかり騙されてしまった。登場人物それぞれに背景と役割があり、無宿島を舞台とした群像劇の様相を見せるので、もう少しそちらに舵を切っても良かったかも。あらすじから財宝探しと脱獄譚を期待すると肩すかしをくらうだろう。

  • 外道皇帝

    江戸湾に浮かぶ、160人あまりの無宿人を収容する無宿島。その無宿島に隠されたという黄金10万両を狙って倫太郎と伊之助の2人は無宿人になりすまして入島する。しかし、入り込んだ早々に一人の無宿人が不審死をとげる。。。。黄金以外にも事件が起こり、というかその事件のほうがメインのように進んでいくので、物語が複雑になって飽きない。ラストは予想通り、骨折り損のなんとやらで、まあ妥当な決着かなあ。

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