群像 2026年 1月号

文×論。

【新年短篇特集】
「時のみ正しく滴る」井戸川射子
「外野自由」尾崎世界観
「白く長い坂」黒井千次
「だれかさん」佐伯一麦
「G(h)etto」豊永浩平
「本当なら」中村文則

【新連載】
・創作
「アーカイブ」藤野可織
・ノンフィクション
「ウクライナPR情報戦　「演者」の成功と落日」高木徹
・エッセイ
「シネマ日和」島口大樹×崔実
「文芸誌でミステリの話をしよう」若林踏
・ルポ
「「読む」をデザインするひと」宮田文久

【野間文芸賞・野間文芸新人賞発表】
・第78回野間文芸賞受賞作
「世界99」（上・下）村田沙耶香
受賞のことば／選評（奥泉光／佐伯一麦／多和田葉子／町田康／三浦雅士）
・第47回野間文芸新人賞受賞作
「時の家」鳥山まこと
「カンザキさん」ピンク地底人３号
受賞のことば／選評（小川洋子／川上弘美／川上未映子／高橋源一郎／長嶋有）　　

【『二月のつぎに七月が』刊行記念小特集・堀江敏幸】
・ロングインタビュー
「時間のリレーを書き留める言葉」堀江敏幸／聞き手=尾崎真理子
・ロング書評
「やわらかな抵抗の器としての小説」野崎歓
・創作
「河童の脚をつかむ」堀江敏幸

【本の名刺】
『ロッコク・キッチン』川内有緒
『天皇機関説タイフーン』平山周吉
『置き配的』福尾匠
『戦中派　死の淵に立たされた青春とその後』前田啓介

【最終回】
「父たちのこと」阿部公彦
「ことばと演劇」平田オリザ

【随筆】
「アンビバレントな移動」伊藤将人
「アートってなんなんだろうね（ぼくの話）」北村直登
「飛ぶこと、落ちること」小林坩堝
「ひとりぼっち」坂口涼太郎
「まだ夢の続きの中で」田中裕梨

【連載・書評】
多和田葉子／町田康／円城塔／高橋源一郎／阿部和重／松浦寿輝／保坂和志／伊藤亜和／平野啓一郎／石井美保／小原奈実／平山周吉／毬矢まりえ×森山恵／石沢麻依／戸谷洋志／小西康陽／渡邊英理／小川公代／野崎歓／三木那由他／全卓樹／竹田ダニエル／酒井順子／立川小春志／鈴木涼美／武田砂鉄／青葉市子／長瀬海／木下龍也／穂村弘／くどうれいん／石井ゆかり／石田夏穂／岩内章太郎／紗倉まな／清水知子／竹内洋／中条省平／鳥山まこと／森田真生