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王朝貴族のおまじない

繁田信一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904117002
ISBN 10 : 490411700X
Format
Books
Release Date
February/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平安時代の貴族は呪われたり祟られたり、神罰を受けたり、化け物と遭ったり、毎日不安でたまらない。そこで…伝わるおまじないをエピソードとともに御紹介。

目次 : 第1章 困ったことになったとき(百鬼夜行に遭遇したら/ 死んだはずの人を見かけたら ほか)/ 第2章 悪いことが起きる前に(くしゃみが出たら/ 悪い夢を見たら ほか)/ 第3章 こんなときは気をつけて(犬の遠吠えを聞いたとき/ 犬に置き土産をされたとき ほか)/ 第4章 よりよい明日のために(恋心に気づいてもらいたい/ 未来を知りたい ほか)/ 第5章 まずは落ち着いて(犯罪者に立ち向かうなら/ 悪い人と交渉するなら ほか)

【著者紹介】
繁田信一 : 1997年東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。2003年神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了、博士(歴史民俗資料学)。神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、同大学外国学部非常勤講師

坂田靖子 : 大阪府高槻市出身、石川県金沢市在住。1975年、『花とゆめ』掲載の「再婚狂騒曲」でデビュー。以来、白泉社、小学館など幅広い雑誌で活躍。英国を舞台にした作品のほか、さまざまなファンタジーや日本の怪談・説話を素地にした作品も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • skr-shower

    他地区図書館本。坂田靖子さんのイラストで手に取る。軽い読み物。”痛いの痛いの飛んでけ”レベルだが、真剣にやれば効く、かな?

  • りー

    平安期に行われていた“おまじない”集。こむら返りになった足を「きゅうり」と言いながら擦ったり、手に漢字を書いて悪人に備えたり・・・。一つ一つの項が短いので気楽にどこからでも読めます。本気だから笑える平安期の日常。目に見えない世界は彼らの現実で、だからこそ「呪い」が笑えない罪に問われる時代。最近読んでいた物語に登場する人物たちも盛りだくさんに登場。(道長が赤ら顔で、縁起が良かった等)細かい楽しさが詰まっていて、あの時代が好きな人は楽しめると思います。本の設定自体もちょっと化かされた気分になります。

  • れじーな

    期待していたものとは違って、肩透かしを食らった気分になりました。京都で出会った老いた尼からの伝聞という形を取っているものの、その説話とこじつけられたおまじないとの違和感は拭えず、逆に胡散臭さが強調されているように感じました。著者の注釈では尼の話のもとになった文献が紹介されるので、素直にそれを紐解いた説話集にしておけば良かったのでは、という気がします。

  • いすず50

    読みたいと思ったような内容でなかったので中断。コラム集のようで読みにくく感じた。

  • あーさー

    坂田靖子さんで検索したら見つけた一冊(イラストを担当)。平安貴族が、どんな「おまじない」を用いていたかを紹介している、興味深い作品です。

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