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ISBN 10 : 4569855725
Content Description
なぜ貴族たちは、『源氏物語』に夢中になったのか。それは貴族たちが、この物語に強烈なリアリティを感じたからに他ならない。『源氏物語』には、実在の人物や事件を連想させる要素が満載だったのだ。光源氏、頭中将、六条御息所、弘徽殿女御など、主役から脇役、敵役まで、モデルと考えられた人物や事件を紹介しつつ、平安貴族たちのリアルな日常を解説する。
目次 : 第1章 色好みの貴公子たちのリアル(敦道親王―光源氏の恋愛術を操る皇子/ 藤原実資―最も頭中将らしい頭中将)/ 第2章 淑やかなる貴婦人たちのリアル(藤原仁善子―六条御息所を上回る悲運の皇太子妃/ 藤原繁子―源典侍に先駆ける色好みの熟女)/ 第3章 恐るべき妃たちのリアル(藤原安子―弘徽殿女御を凌ぐ後宮の暴君/ 藤原詮子―弘徽殿大后よりも悪くて恐ろしい母后)/ 第4章 偉大なる帝王たちのリアル(村上天皇―桐壼帝よりも女性に溺れた帝王/ 禎子内親王―藤壼中宮以来の天皇の母親になった皇女)/ 第5章 男君を待ち続ける女君たちのリアル(和泉式部―夕顔のように皇子によって自宅から連れ出された女性/ 宮道列子―明石の君の幸運に現実味を与える田舎育ちの女性)
【著者紹介】
繁田信一 : 1968年、東京都生まれ。東北大学・神奈川大学の大学院を経て、神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、同大学国際日本学部非常勤講師、博士(歴史民俗資料学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さくらさくら
読了日:2023/11/01
shikashika555
読了日:2024/04/25
宇宙猫
読了日:2024/02/03
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読了日:2024/01/05
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