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鬼平と梅安が見た江戸の闇社会 宝島社新書

縄田一男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299038814
ISBN 10 : 4299038819
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

池波正太郎が著した時代小説の不朽の名作『鬼平犯科帳』と『仕掛人・藤枝梅安』は、100万人都市へ成長した江戸の町を舞台としている。町人文化が花開いた時代、江戸はカネと暴力がはびこる闇社会があった。火付盗賊改として奮闘する鬼平と兇悪人に死の制裁を与える梅安が見た江戸の最暗部とはどのような世界だったのか。

【著者紹介】
縄田一男 : 文芸評論家。1958年、東京都生まれ。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。時代小説・歴史小説に造詣が深く、『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞、『捕物帳の系譜』で大衆文学研究賞を受賞。大衆文学研究会、日本近代文学会会員、チャンバリストクラブ代表を歴任

菅野俊輔 : 江戸文化研究家、時代考証家、早稲田大学エクステンションセンター講師。1948年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校、毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センター、小津文化教室で古文書解読講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Roko

    江戸は大都市であり、犯罪も火事も多かったのに、それを取り締まる役人は少数しかおらず、火付盗賊改の仕事は過酷を極め、過労死する人もいたそうです。鬼平さんはそんな激務を8年も務めたのですが、職を解かれた3日後に亡くなったというのにはビックリです。梅安さんのような仕事も、実際にあったのかもしれません。だって、悪いヤツほどいばっているのは、今も昔も同じですから。上級国民と下級国民の格差を感じる今と江戸時代は、とても似ているような気がします。

  • もくもく

    「闇社会」って言うよりは、江戸の治安組織と人々の暮らしを紹介する一冊で、まあ時代劇ファンが作品を楽しむのに、この基礎知識を知っているとより楽しめる・・・かな? ってあたりの情報でした。いや、「鬼平」シリーズと「仕事人」シリーズを楽しんできたオジサンには、とっても興味深い話題がいっぱいでしたよ〜。(^o^) 大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にも、鬼平こと長谷川平蔵が出演していますから、おもわず手に取った一冊でした。(^o^)

  • fseigojp

    江戸の警察機構がおさらいできて面白かった

  • きょん

    鬼平の実像、火盗改めを始めとする警察組織、官僚組織とその実態。市井の暮らしぶりと吉原の盛衰。面白い、、、もっと知りたい。やっぱりお江戸は面白い!

  • rockwave1873

    ○「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵は1788年から8年間火付盗賊改の長を務めた実在の人物。世界初の罪人更生施設である人足寄場を設立。 ○寺社奉行は将軍直属、町奉行・勘定奉行は老中、火盗改は若年寄の配下。江戸の訴訟の7割は金銭トラブル。 ○最初の吉原は日本橋人形町に置かれる。湿地帯で「葦」を刈って整備したから「葦原」→「吉原」 ○やくざのルーツは博徒と香具師(テキヤ)の2系統。任侠道と武士道は紙一重。 ○江戸時代の死刑は下手人・死罪(斬首刑)、獄門、火罪、磔、鋸挽の6種類。 ○江戸時代中期の闇の世界が分かる一冊。

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