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ISBN 10 : 4623092623
Content Description
介護現場の慢性的な人材不足を解消するためには、現場リーダーの指導・養成力を現代の状況に応じて変容させていく事が必要である。本書では、先駆的な取り組みをしている施設等の事例を基に現場リーダーが取るべき態度と責務を解説。また利用者や地域住民とのトラブルを予防・克服するための手法についても言及。「2025年問題」が間近に迫った今、喫緊に解決すべき問題の改善策をまとめた一冊。
目次 : 第1部 介護職員を悩ませる問題―現場からの報告(「福祉」という美名がもたらす不条理―利用者・上司のハラスメントが生じる構造/ 職員間で共有化できない介護観と相性の不一致―職場のコミュニケーション不足が招く問題/ 労務管理を困難にする「無自覚」な法令違反―介護現場の特殊性とコンプライアンスの不徹底/ 「不満の解消」から「労働意欲の向上」へ―モチベーション理論で考える今後の介護経営/ 賃金問題だけでない介護人材不足の要因)/ 第2部 介護現場のリーダーが取るべき態度と責務(介護現場のリーダーに求められる「ともにある」態度―「臨床」と「管理」から考える人間関係とリーダーシップ/ 「昭和的指導法」から「過保護すぎるくらい丁寧」な指導へ―新たな人材マネジメント養成への転換/ ハラスメントにおける職場の責任と予防策―パワハラ・セクハラ・マタハラの裁判例から考える)/ 第3部 事例で見る介護人材を養成・定着させる取り組み(指導方法の統一と専属トレーナーの設置―施設長・現場リーダーの協働による指導体制の構築/ 適材適所を意識した現場リーダーの発掘―意識改革に重点を置いた組織改革のプロセス/ 地域ネットワークを活かしたサービスと勉強会―クレーマー対策の事前準備と介護職員へのフォロー/ 外国人介護士の受け入れ環境の整備と国試対策―施設職員を「協力者」にするためのノウハウ/ 介護職員へのケアが人材確保の第一歩―重視される中間管理職の役割)
【著者紹介】
結城康博 : 1969年生まれ。1992年、淑徳大学社会福祉学部卒業。1999年、法政大学大学院社会科学研究科修士課程経済学専攻修了(経済学修士)。2004年、法政大学大学院社会科学研究科博士課程政治学専攻修了(政治学博士)。1994〜2006年、東京都北区・新宿区で介護職・ケアマネジャー・地域包括支援センター職員として勤務。現在、淑徳大学総合福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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