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王妃さまのご衣裳係 路傍の花は後宮に咲く 角川文庫

結城かおる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041115145
ISBN 10 : 4041115140
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

涼国の没落貴族の娘・鈴玉は女官として後宮に入り、家門再興に燃えていた。だが見習いの稽古は失敗続き。真っすぐな性分も災いして、反抗的とされてしまう。主上の寵愛深い側室づき女官となって一発逆転を狙うも、鈴玉を指名したのは地味で権勢もない王妃さまだった。失望する鈴玉だったが、ある小説との出会いが服飾の才能を開花させる。それは自身の運命と陰謀渦巻く後宮をも変えていき…!?爽快な王道中華ファンタジー!

【著者紹介】
結城かおる : 東京都出身。第5回角川文庫キャラクター小説大賞最終候補作となった「涼国賢妃伝―路傍の花でも、花は花」を改稿・改題した『王妃さまのご衣裳係―路傍の花は後宮に咲く』にて、2021年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    涼国の没落貴族の娘で、女官として後宮に入り家門再興に燃える鄭鈴玉。しかし反抗的・落ちこぼれの烙印を押されてしまった彼女が、地味で権勢もない王妃の女官となる中華風ファンタジー。ある一冊の小説と友人たちとの出会いにより次第に服飾の才能を開花させたことで、鈴玉もまた陰謀渦巻く後宮の争いに巻き込まれてゆく展開でしたけど、最初は危なっかしい生意気な女官という印象だった彼女が、大切な人たちのために気概を見せるようになってゆく成長があって、自分にとって本当に大切なものを見出してゆくその姿にはぐっと来るものがありました。

  • よっしー

    図書館で見かけ、手に取りました。真っ直ぐすぎる主人公であるがゆえに、周囲から疎まれる事も多い日々。もう少し世渡り上手になれば…と思ってしまいますが、父親が弱気を助ける性格なので、良くも悪くもその考え方を受け継いだのでしょうね。紆余曲折を経て、無事に落ち着いた感じはありますが…「衣装係」とタイトルにあるのでもう少し服飾に沿った内容があると良かったです。やや期待はずれな方向に話が進んでしまったので…。

  • 崩紫サロメ

    勝ち気な少女鈴玉がお家再興のため、女官となって後宮入りするが、そこで様々な陰謀に巻き込まれ……。面白いのがタイトルの「衣裳係」と表紙にもなっている書物の関係。鈴玉が持っているのは宮中で回し読みされている艶本。これが事件とも大きく関わる重要アイテムなのだが、注目すべきは彼女が物語を読み、その語彙を丁寧に拾い、それを衣裳合わせに反映している点。後に書物が政治や学問とも絡んでいく描写がある。つまり、鈴玉のしていることは「書物から得た知識やインスピレーションを仕事に反映させる」という普遍的な行いで(→)

  • すがはら

    最近では珍しいドジっ娘猪突猛進型ヒロイン。正直で、不満や拗ねた気持ちをあからさまに態度に出す辺りは親近感というか、身近で見かける光景という感じで、ちょっと抑えようねーと思いつつ温かく見守らせてもらいました。武官への言い掛りは不当なだけだったけど。王妃の衣装担当が新人二人だけなのは違和感あったのですが、先輩女官はほとんど残っていない設定でしょうか。艶本の再現からのBL煽りには苦笑いでしたが、飯テロとBLは最近の必須のお題になっている模様なので耐えるしかないですね。肝心の衣装係の働き描写が少なかった印象。

  • tomtom

    題名の割に衣装係が鍵にはなっていなくて、初めの題名の方が合ってるけど、この先シリーズにするのかな。しかも衣装係が何故か新人2人で先輩女官が居ないのは不思議。名前の読み方を忘れてしまって戻りながら読んだ。主人公は真っ直ぐすぎる性格のせいで拷問されたりするけど、最終的に悪い奴は罰せられるからスッキリした。

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