Product Details
ISBN 10 : 4623063178
Content Description
本書は、経済思想家の理論へのアプローチだけではなく、現在社会のトピックを、思想家の理論から読み解いていく。そのなかで現代への処方箋を探り、読者に現代社会を「診る」眼を養ってもらうことを意図している。経済学史学会創立60周年記念出版の入門書。
目次 : 古典から読み解く経済思自史/ 第1部 市場・政府・中間組織(社会、市場、および政府―アダム・スミスの総合知/ グローバル化と貨幣―ジョン・ロックからベン・バーナンキへ/ 市場の倫理―カーネギー、クラーク、ナイトの論じ方/ 19世紀末フランスにおける「アソシアシオン」の展開―シェイソン、ゴダン、ジッドを中心として)/ 第2部 資本主義・エコロジー・環境(資本主義とエコロジー―ゾンバルトの近代資本主義論/ 戦間期ケンブリッジの経済学と資本主義観―ケインズ、ロバートソン、ホートレー、ピグー/ イギリス経済思想史における穀物―ステュアートからオールまで/ 慶在学は環境をどう捉えてきたか―ピグー、制度派、エントロピー)/ 第3部 生活・福祉・教育(労働と賃金―アダム・スミスの分業論と高賃金論/ 究極の安全を求めて―ベヴァリッジにおける理想社会/ 少子化とワーク・ライフ・バランス―ミュルダールの人口論/ 「学問のすすめ」の社会・経済思想―スミス、ミル、福沢)
【著者紹介】
井上琢智 : 1946年生まれ。1975年関西学院大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1988年経済学博士(関西学院大学)。現在、関西学院大学経済学部教授
栗田啓子 : 1951年生まれ。1984年早稲田大学大学院商学研究科経済学専攻博士課程後期修了。1990年博士(経済学)パリ第一大学。現在、東京女子大学現代教養学部国際社会学科教授
田村信一 : 1948年生まれ。1979年立教大学大学院経済学研究科博士課程修了。1980年経済学博士(立教大学)。現在、北星学園大学経済学部経済学科教授
堂目卓生 : 1959年生まれ。1988年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1991年経済学博士(京都大学)。現在、大阪大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Creator:望月ハルヒ
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