Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• わたー

  読了日：2024/12/04

  【HJ文庫公式レビュワープログラム】 ★★★★☆面白かった。神代のゴーレムのうち出来損ないと呼ばれる7番目のゴーレムから生じた少年と、10年前に斃された独裁的な魔術師の娘で、現権力者側からトロフィーのように扱われてきた少女とが、魔術学校へ通うことになるところから始まる学園魔術バトルファンタジー。独自用語多めかつ、独自のルビ多めというコッテコテのバトルモノではあったが、世界観の構築が上手いためか、ともすれば上滑りしてしまってサムくなるそれらの言葉たちがちゃんとその世界で根付いている、地に足の着いたものに

• よっち

  読了日：2024/11/29

  神話の時代に出来損ないと呼ばれたゴーレムが、一万年以上の時を経て少年レナとして目を覚まし、自由を得た彼が厄災王の娘リリスの従者となる学園ファンタジー。悪名高き闇の皇帝の娘として狙われる立場でありがなら、自由を望み魔術学園に通うことを決意するリリスの従者として共に入学するレナ。リリスが周囲から敵視される中で、掴みどころのない感じながらも要所は締める対応をする一方、彼女に友人ができないことを気に掛ける様子には苦笑いでしたけど、悪辣な悪魔も絡んだ事件ではその力の一端を見せたりとメリハリも効いていて楽しめました。

• 真白優樹

  読了日：2024/11/29

  神話の時代、小さき者達を守り抜き散ったゴーレム、という前世を持つ少年が、主である、最悪の魔導師の娘と共に魔法学園に入学し始まる物語。―――禁忌と言う名の逆鱗に触れた時、神話の再演が目を覚ます。　勝気で跳ねっかえりな主に振り回されたりしつつも人間、というものを見ていく物語であり、前世からも変わらない、誰かを守ると言う目的のために力を振るう、真っ直ぐに熱さと面白さのある物語である。果たして、嘘とは何なのか。始まったばかりの学生生活、いずれ自由を掴めるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。

• 色素薄い系

  読了日：2024/11/26

  レビュアープログラムより。思ったよりは良かったと思うけどレナという名前にずっと慣れず。あとリリスが露骨にレナへ色目使うシーンがなぜか受け付けず…そこを抜きにすれば足手まといの守られヒロインじゃなかったりと良かったんだけどね。作中でも言われていたようにゴーレムが出来損ない以外現存していない理由などは気になります。

• 史

  読了日：2025/05/25

  学園ファンタジー。タイトルはちょっと誇張か。主人公など味方側キャラクターは魅力的である。一方で敵対者は壮大に見せているけどもインスタントでアンバランス。00年代後半から10年代前半の作風なのでそこらへんのライトノベルが好きだった人には向いているのかもしれない。タイトルでバイアスがかかってしまった作品。なんとも。

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